プレスリリース

2011年4月27日更新
子どもを守り育てる活動報告
 
 各地域婦人会・婦人団体では、子どもたちの健全育成のために、声かけ運動や見守り活動などの取り組みを行っています。
 ここでは各地地域の報告より一部の情報を抜粋して掲載しました。


      各地の事例 (クリックすると項目に飛びます)

秋田県 福島県 新潟県 埼玉県 山梨県 愛知県 富山県 三重県 島根県 広島県 高知県 福岡県 長崎県 沖縄県


▼ 秋田県
 秋田では平成10年から15年にかけて「生活文化ふれあい事業」を実施して、各地に伝わる伝統文化を子ども達に伝えると共に、地域の歴史・遺跡や文化財などを掘り起こす活動を推進してきました。その後も様々な取り組みを行ってきましたが、平成19年からは子育て支援事業を開始し、秋田県有害情報対策ネットワーク会議に参加するなど、行政と協力して子ども達の見守り活動を行っています。

<活動事例>
平成10〜15年度 生活文化ふれあい事業
平成15年度 祖父母の子育て支援講座:県内8地域(横手市、平鹿郡増田町、本荘市(子吉)、南秋田郡飯田川町、山本郡二ツ井町、北秋田郡阿仁町、仙北郡(鶯野)、雄勝郡稲川町・皆瀬村)
平成15年度 世代間交流支援講座:(能代、湯沢、外旭川、鷹巣)
平成18年度 祖父母の子育て支援学習講座:県内5地域(にかほ市連合婦人会、横手市連合婦人会、山本郡藤里婦人会、男鹿市脇本婦人会、北秋田郡上小阿仁婦人会)

<活動詳細>
 男鹿市脇本婦人会では、地域の伝統行事である「脇本ドンド」や昔からの遊びを子ども達に伝承したり、保護者が子育てについて考える講演会の開催などを行っています。とりわけ興味深い事例として、地域の日本語教室に通う外国人妻と婦人会が双方の国の料理を通じて交流し、そこに低学年の子ども達とその父兄も参加させたイベントがあります。
 料理を作っている間は婦人会員が子供たちにお手玉などを教え、料理を食べた後は外国人妻たちのスピーチを聞いたり、中国語で「キラキラ星」を歌ったりしました。子ども達が異文化に触れて国際感覚を養えたのはもちろん、外国人妻達と婦人会員や地域住民が楽しみながら交流を深めることができた点で有意義な企画となりました。


▼ 福島県............................................................................................................................
 県内各地域において、登下校時、通学児童・生徒達に対しての見守り活動を実施しています。育児サークル活動など婦人会独自の活動に加え、行政の少子化対策及び子育て支援事業にも積極的に協力することで、次世代育成の環境づくり・人づくりに努めています。

<活動事例>
「世代間交流事業、見守り隊の結成と実施、文化祭に赤ちゃんの写真を展示、誕生お祝い金の贈呈、猛吹雪時の下校付き添い、学校への廃品回収益金を年1回寄付、小学校の図書室で読み聞かせと図書の整理、育児サークル活動、小学校新入生に「心優しく育って」の願いを込めてペアの着せ替え人形プレゼント」などが挙げられます。
郡山市東部婦人会:毎日、芳賀小学校児童下校時に見守り活動を実施しています。
二本松市塩沢婦人会:平成18年から「塩沢ッ子見守りたい」が、塩沢小学校・北小学校区の登下校時において見守り活動を実施しています。
その他婦人会:ほとんどの地域で実施していますが、各種団体と一緒に活動をしていることが多いようです。

<活動詳細>
二本松市塩沢婦人会では平成18年に「塩沢ッ子見守りたい」を設置し、塩沢地区小中学校の下校時に、車と徒歩両方で通学路全域の巡回と声掛けを行っています。「見守りたい」活動中は常時「見守りたい」だと分かるジャンパーと帽子を着用し、車にはステッカーを貼って、身元を明らかにしています。そして「見守りたい」の隊員は日頃から住民センターや学校と対話を図り、通学路の危険箇所や不審者発見の報告などが迅速に行えるように努めています。


▼ 新潟県............................................................................................................................
 「地域発『ハートtoハート』心の絆を結ぼう ― 子ども・大人・地域・社会 ― 」を重点目標に掲げて活動を展開しています。新潟では活動に地域の子どもを迎えることで、「子どもを見守り育てる活動」につながると考えています。

<活動事例>
施設入所の子供たちへの支援(物作り・調理実習・施設見学・ゲーム)
土曜日学校開放や夏休みの活動(昔の伝承遊び・物作り・子ども茶道教室・調理実習)
保育園と地域の皆様との交流(お遊戯・歌・ゲーム)
通学時の交通事故の見守り(党下校の安全と挨拶の励行)
高齢者と子供たちとの交流計画(高齢者に手紙と花鉢を贈る)
地域環境美化運動

<活動詳細>
施設入所の子ども達に楽しみながら食育を学べる食育カルタをやらせたり、土曜日学校開放や夏休みの活動において日本の文化や伝統に触れられるような企画を設けたりなど、内容には工夫が凝らされています。また、子どもを地域の構成員と捉え、地域の中で世代を越えた心の絆を育むという姿勢は、高齢者と子ども達との交流企画などを通じて活動に活かされています。


▼ 埼玉県............................................................................................................................
 県内に複数ある婦人会のうち、今年度はかぞ地域女性会連合会が心豊かな子どもの育成に積極的に取り組んでいる団体として「埼玉・教育ふれあい賞」を受賞しました。その他の県内各地域においても工夫をこらした取り組みを行っています。

<活動事例>
久喜市婦人会連合会:市内放課後子ども教室「ゆうゆうプラザ」及び市内全小学校で、地域住民参加のもと、子ども達に勉強、スポーツ、文化芸術、地域住民との交流活動などを経験させる機会を設けています。(平成8年から、清久小学校での読み聞かせ等)
越谷市連合婦人会:子育て支援事業として「親子で遊ぼう」をテーマに保育士指導の講座を開催し、子どもと保護者が共に地域コミュニケーションを深めると同時に保護者が保育士に悩み相談をできる貴重な場となっています。
春日部市連合婦人会(粕壁婦人会):平成13年より小学校の空き教室にて週2回「ふれあいサロン」を開き、子ども達と地域の高齢者が遊びを通じて交流しています。公民館からの要請で幼児家庭教育学級の託児保育も毎年行ったり、会員が学校評議員を務めるなどもしています。
かぞ地域女性会連合会:学校行事や授業での手伝いや手作り品の寄贈等を通じて子ども達と触れ合っています。「学校いきいきステーション」学校応援団として小学校登下校のお迎えと見送り、夏休み中のサマースクール運営、家庭科の授業での学習サポート等の他、戦争体験の話をしたり昔の生活や遊びを伝承する機会を設け、幅広い学習の機会を作っています。

<活動詳細>
越谷市連合婦人会の「親子で遊ぼう」という企画では、親子が楽しく遊べる方法を元幼稚園の先生の指導のもと地域に広めています。企画に参加した子ども達は、家庭ではなかなかできないような平均台や跳び箱を使った遊びや紙吹雪などの遊びを、体いっぱいで表現して楽しむことができます。また日頃、地域の中で孤立してしまいがちなお母さん・お父さん達にとっても、子どもが楽しんでいる間に保健師に悩み相談をしたり、親同士で交流をしたりできる点で、とても有意義な企画となりました。


▼ 山梨県............................................................................................................................
 交通安全母の会の活動として、交通指導時に登下校の子どもたちに声掛けをしています。県連合婦人会としては、県社会教育振興会の事業の一つ「体験交流事業」に参加し、小学生を対象にした体験プログラムを提供しています。

<活動事例>
交通安全指導、登下校時の声かけ運動、県社会教育振興会「体験交流事業」参加。

<活動詳細>
婦人会で交通安全母の会を結成し、交通安全のマスコットを作って幼稚園・保育園に配り、県交通安全協会の方々と一緒に交通安全指導に当たっています。また、連合婦人会としては県社会教育振興会の「体験交流事業」の一環で、毎年、空箱作りや陶芸などの色々な体験学習を企画し、子ども達につくる楽しみを教えています。今年は小学生を対象に昔からの郷土料理である「ほうとう」作り体験を実施して、好評を得ました。


▼ 愛知県............................................................................................................................
 高浜市婦人会では未来を担う子ども達のために、より住みやすい町になって欲しいという願いをこめて子育て支援への取り組みを行っています。子育てに関する県政お届け講座を開催して保護者への指導を行うほか、市の子育て拠点である「高浜市いちごプラザ」にて子ども達が遊びながら学べる機会を提供しています。

<活動事例>
高浜市婦人会:県政お届け講座の開催、「高浜市いちごプラザ」や児童センターおよび保育園での支援事業を実施しています。

<活動詳細>
市の子育て支援拠点である「高浜市いちごプラザ」で0〜3歳の幼児とお母さんを対象に、紙芝居を見ながら親子体操をしたり、風船遊びをする集いを開きました。また、市の児童センターでも小学1〜3年生を対象にしたコマ作りと木片工作教室を開くなど、子どもの年齢や目的に応じた幅広い子育て支援を実施しています。
面白い取り組みとして、市内保育園において年少から年長までの園児60人を対象に箸の使い方指導とエプロンシアターを行った企画があります。箸の使い方は殻付きピーナッツを箸で挟んで皿にのせるゲーム形式で、子ども達は工夫しながら一生懸命に箸を使うことができました。次に行ったエプロンシアターでは、カレーライスの作り方、果物、歯磨き、グリム童話の「金のガチョウ」の4つを演じて見せました。エプロンシアターは演目に応じた仕掛けのあるエプロンを身につけて行う一人劇のことです。歯磨きのエプロンシアターでは、ごはんを食べた後にきちんと歯磨きをしましょうねと声をかけた後、歯磨きの歌を園児達と一緒に歌いながら楽しく歯磨き指導をしました。手の込んだ企画であったぶん、園児達は目を輝かせ楽しんでいたようです。


▼ 富山県............................................................................................................................
 ふれあい隊の学童児童下校時のパトロール、女性防犯ボランティア研修会、家庭教育研究集会の実施等を通じ、地域の大人が家庭教育を支援していく気運を情勢すると共に子ども達の健全育成に努めています。

<活動事例>
地域女性ネット高岡(高岡市連合婦人会から改称):地域において「安心して生み・育て・見守る」子育て支援ネットワークを目指し、平成17年7月より高岡市委託のもと高岡市ファミリーサポートセンターの運営を行っています。
砺波市連合婦人会:青少年健全育成と子育て支援として、よい子の夏休み安全教室や夏祭り等の開催をしています。
富山市婦人会:自治会活動に婦人会も加わり実施しています。
魚津市連合婦人会:魚津市青少年育成会議、築青少年育成会議、安全なまちづくり推進センターの構成員として協力しています。
新庄校区:合同パトロール「愛の一声運動」、下校防犯パトロール、女性防犯ボランティア研修会を実施しています。

<活動詳細>
砺波市連合婦人会の太田婦人会は公民館の青少年健全育成活動にサポート役として関わり、田植えや庄川の自然と親しむイベント、盆踊りや七夕祭りなどを運営しています。その中の赤米の田植え・収穫・収穫祭では、地域の三世代が交流を深めると共に、子ども達が田植えに挑戦しました。今や田植えを手伝うこともなくなった子ども達は、この体験を通して生産の苦労や収穫の喜びを実感し、身近に行われている農業への関心を深める良い機会となりました。


▼ 三重県............................................................................................................................
 県内の伊勢市立早修小学校地域の活動として新入学児童の下校サポート、学校の給食後の休み時間の巡回見守りを行っています。また、子供向けの危険場所啓発ポスターや通学路が書かれたプリントを配って地域での防犯意識を高めています。

<活動事例>
伊勢市立早修小学校新入学児童の下校サポートでは、早修婦人会員(15人)と民生児童委員(10人)、教員が構成員となって、入学後1ヶ月の間、6ルートで見守り・指導を実施しました。1ルート(1班)3人組で各ルートの注意すべき事や場所について話しながら、子ども達を自宅まで送り届けました。また、給食後の休み時間の間も婦人会会員(8人)が1日3人で週2日単位で見守り活動を行い、1年から6年までの教室・廊下(1階から3階)の巡回をしました。


▼ 島根県............................................................................................................................
 県内10支部の婦人会があり、それぞれが子育て・教育 社会規範の醸成と青少年健全育成を行っています。

<活動事例>
川本町地域婦人会:放課後児童クラブ「光っこ」(平成17年〜)、防犯パトロール
津和野町:子ども安全パトロール見守り隊
日登地区:放課後子ども教室、日登っ子見守り隊
益田市安田地区婦人会:ホームステイ、声かけ運動(毎月1日と15日に交替で実施)、物作りの手伝い(そばを学校で一緒に植え、そば打ちまで行う)、ボランティアハウスのサポーター(交替で手伝う)

<活動詳細>
たのしい夏休み子ども学習会は小学生を対象に夏休みの6日間、公民館で朝8時半から11時まで実施しました。はじめの30分は自由勉強時間で、その後は日替わりでおやつ作りやドッジボールなどをしました。また、人権センターから人権についての話、駐在所から交通ルールなどについての話を聞いたり、盆踊りの練習などもしました。そして最終日には休まず参加した子どもに皆勤賞を与え、お世話になった公民館の掃除を子ども達にやらせました。学習会には毎回20〜30人程度の子どもが参加し、参加した子ども達からは宿題が進んで早く終わりそうだとか、おまわりさんの話を聞いて交通のことがわかったなど様々な感想が寄せられました。とりわけ楽しいという声が多く寄せられ、学習会が子ども達にとって楽しく有益な時間となったことが分かりました。


▼ 広島県............................................................................................................................
 「広島っ子と心を結ぶ声のかけ合い運動」では、実践目標に「1.さわやかにあいさつしよう。 2.正しい生活ルールを身につけよう。 3.ゆとりとおもいやりのある子に育てよう。」を掲げ、各女性会が地域に根ざした活動を展開しています。
 地区ごとに活動内容や実施時期などが違うものの、保育園・小学校・中学校を対象として、子ども達の安全を守るための活動、地域住民との交流を通じて地域の伝統文化を伝える活動、子ども達の健全な育成を目的とした活動の概ね3通りの活動が行われています。
 子ども達の安全を守るための活動事例としては、揃いのたすきをかけた地域ボランティアによる平日の防犯パトロール、教育機関及び地域での挨拶運動、学校登下校時の見守りと声かけ運動等があります。とりわけ交通安全母の会による交通安全教室の事例では、保育所園児達に、信号の正しい見方や横断歩道の渡り方等を紙芝居や信号の赤くん・青くん・黄くんを用いてわかりやすく紹介したり、交通安全の歌やお巡りさんのお話を聞かせたりするなど、子ども達が楽しく学べる創意工夫に満ちた取り組みを行っています。
 地域住民との交流の事例としては、スポーツやゲーム等を行うレクリエーション会や盆踊り大会の開催、学校の家庭科クラブや茶道・華道教室で会員が指導するなどがあります。世代を越えた交流が促進されると共に、子供たちが地域の伝統文化に触れ合う良い機会ともなりました。
 子ども達の健全な育成を目的として活動においては、食育について学ぶ「おやこの食育教室」の開催、法務省主唱の「社会を明るくする運動」への参加などがあります。「社会を明るくする運動」では青少年健全育成市民会議に参画する団体と警察及び行政が協力し、市内各地域の実施場所にて朝夕2回中高生や保護者等に運動のチラシやティッシュを配布し、声かけを行っています。
  

<活動事例>
東広島市女性会:毎朝の声かけと見守り運動(約650人)
三次市女性連合会:市内における声のかけあい運動及びアピール(約40人)
北広島町女性会:保育所園児への交通安全指導、小学生への愛の声かけ運動
三原市女性会連合会:交通安全母の会にて紙芝居の読み聞かせ(19人)、声かけと見守り運動(約20人)
東城町女性会:交通安全週間の実施と推進、声かけ運動(54人)
神石高原町女性会:町役場及び町教育委員会への訪問と「声かけ運動」の啓蒙(5人)。
神石高原町女性会豊松支部:町支所・地区内の小中学校・保育所への「声かけ運動」啓蒙(6人)
神石高原町女性会油木支部:町支所・地区内の小中高校・保育所・交番への訪問と「声のかけ合い運動」の啓蒙(2人)
神石高原町女性会神石支部:町支所・地区内の小中学校・保育所への訪問と「声のかけ合い運動」の啓蒙(3人)
神石高原町女性会三和支部:地区内の小中学校・保育所・幼稚園への訪問と「声のかけあい運動」の啓蒙(5人)、小中学校・保育所・幼稚園での声かけとアピール(23人)
郷原町女性会:小中学校を巻き込んだ盆踊り大会開催(約1200人)
竹原市田万里女性会:盆踊り大会開催(約50〜200人)、新聞紙でのコサージュ作り(20人)、しめ縄作り(30人)、防犯パトロール(約15人)
八千代町女性会刈田支部:毎月10日の「愛の声かけ運動」(6人)
庄原市女性会:レクリエーション会開催(19人うち子ども5人)、小学校のオープンスクール開催(96人うち子ども39人)、お茶とお花の講習会開催(72人うち子ども62人)
福山市女性連絡協議会:声かけ運動・読み聞かせ・学級ボランティア等(約353人)
廿日市市女性連合会:夏祭り開催(約3500人)、餅つき大会開催(150人)
府中市女性連合会:社会を明るくする運動の一環として青少年健全育成市民会議参画団体や行政・警察署と共に声かけとアピール、学習会等の開催(約80〜100人)
安芸太田町女連:小学校での絵本読み聞かせ及び声かけ(103人)、幼稚園での食育お話会開催(24人うち子ども21人)、小学校での放課後子ども教室開催(17人うち子ども10人)


▼ 高知県............................................................................................................................
 県内各地域では登下校時の見守りだけでなく、散歩や買い物時などに公園等で遊んでいる子どもたちに積極的に声をかけるなど、不審者から子どもたちを守る活動を日常的に行っています。さらに県の安心・安全まちづくり推進会議に出席して、情報共有に努めています。また、3年前から、「ふるさと教育推進事業」に取り組み、子ども達と一緒に公民館でお遍路さんの接待なども行っています。

<活動事例>
安田町女性の会:平成21年度11回にわたり、子ども(12人)、保護者、婦人会員(9人)、教員(4人)の参加のもとで、「思いやりの心の育成」や「ふるさとを愛する心の育成」を目的とした、お遍路さんの接待を実施した。
村戸市女性の会:平成21年度の3回、子ども(29人)、保護者(15人)、婦人会員(14人)の参加のもとで、お遍路さんの接待を行った。
土佐清水市女性の会:平成21年度の5回、子ども(33人)、婦人会員(12人)、他(21人)の参加のもと、市の生涯学習課と中央公民館の協力を得て、放課後の子ども教室、学童保育、清水小にこにこクラブ、土佐清水スポーツクラブなどで準備を行い、お遍路さんの接待を実施した。

<活動詳細>
安田町女性の会で「ふるさと教育事業」実施したところ、学校の賛同を得て、3年生全員が参加する学校行事として扱ってもらえることになりました。子ども達の接待に対してお遍路さんからお礼の手紙も届き、子ども達はとても感激して、「お接待の心」がいかなるものかを実感できたようです。また、学校側もこの事業を高く評価し、先生たちからもまたやりたいとの声が聞かれました。この事業はNHKにも取り上げられ、子ども達、学校、婦人会にとって記念すべき事業となりました。


▼ 福岡県............................................................................................................................
 添田町婦人会では昭和63年から挨拶運動を続けており、子どもを守り育てる活動が長きにわたり行われてきたことがわかります。
 
<活動詳細>
田川郡添田町婦人会
子ども達の学力や体力低下、地域の教育力の低下が問題視され、その解決策として婦人会が学童保育所運営に携わる計画が考案されました。そこで平成18年から20年にかけて婦人会が「元気クラブ」の運営し、小学生に草木染めや絵手紙づくりや百人一首などを体験させました。また、この事業の他にも昭和63年から続けている中学校での朝のあいさつ運動、平成21年から始めた小学校の通学合宿での食事作りへの参加など様々な形で子ども達との関わりが持たれています。これらの事業に参加した子ども達には言葉遣いや態度に良い変化が見られ、一方の婦人会側にも子ども達から元気を分けてもらえるなど、双方ともに有益な時間が共有できているようです。


▼ 長崎県............................................................................................................................
 環境、福祉、健全育成・食育、郷土芸能の4分野から成る婦人会地域活性化事業に県内各地で取り組み、子どもたちと一緒に環境改善に努めると同時に、郷土文化や地元の人々と触れ合いながら学ぶ機会を提供しています。

<活動事例>
松浦市婦人会:児童館や公民館を利用している人と一緒にEMだんごの基本的学習から実習までを実施しました。
北松南・江迎婦人会:町の伝統的な祭りの時、数箇所にコンテナを置き、子ども達とゴミ拾いをし、分別しながら資源や町を大切にする心を育みました。
諫早・北諫早地区:独居老人の食事サービス日に、中学生と一緒に伝統料理を作り、配膳を手伝ってもらいました。
東彼・彼杵婦人会:高齢者と地域の子ども達との交流会を実施しました。
雲仙・小浜婦人会:茶道を通じて子ども達の礼儀作法および人や物を大切にする心を培うと同時に、地域の人と交流を持った。
壱岐・芦辺地区:地区の小学校で、地域、PTAが一緒に図書ボランティアを行いました。
新上五島・有川婦人会:午前に中学生男子は独居高齢者の言え周辺の除草作業、女子は昼食の料理を手伝い、午後は三世代交流を楽しみました。
東彼・波佐見婦人会:昔遊びを通して地域住民相互との親睦を図りました。
島原・白山婦人会:地域に伝わるカレーの実習をしながら交流しました。
西彼・時津婦人会:子育て支援事業の一つで、親子で簡単にできるエコ料理、おやつ作り講習を実施しました。
諫早・諫早小学校区:様々な体験ができる場を図るため、婦人会がサラ踊りの指導をし、運動会等で披露しました。
雲仙・吾妻婦人会:小・中学校に出向き、子どもや保護者に吾妻おどりを伝達、指導して運動会で披露しました。
雲仙市先千々石婦人会:郷土の偉人紙芝居作成と小学生に対する読み聞かせを行いました。

<活動詳細>
彼杵婦人会
東彼東彼杵町立彼杵小の4年生と特別支援学級の4、5年生、合計30人と一緒に町内を流れる彼杵川に、河川の浄化効果がある手作りのEM(有用微生物群)団子を投入し、ゴミ拾いなどの清掃活動も行いました。清掃後は婦人会が豚汁を用意して子ども達に振舞いました。婦人会はここ数年来、小学生と共に河川の浄化運動に取り組んでおり、その様子は長崎新聞に度々取り上げられています。

雲仙市千々石婦人会
雲仙市千々石町の読み語りグループ「メルヘンポッケの会」と協力し、天正遣欧少年使節団の一人である千々石ミゲルの生涯に関する紙芝居を作成し、千々石第一小の6年生に披露しました。題名は「天正遣欧使節 千々石ミゲル」で、物語は文献から調べた史実に基づいて作られ、完成には半年を要しました。教科書には載っていないようなことも、この紙芝居ではわかりやすく説明されているので、子ども達は興味深く話を聞けたようです。千々石出身の偉人であるミゲルの紙芝居を通して、ミゲルや地元の歴史への関心が高められるよう、今後も披露する機会を増やしていこうと考えています。


▼ 沖縄県............................................................................................................................
「子どもを守り育てる活動」に替わる沖縄独自の取り組みとして「御万人すりてぃクリーン・グリーン・グレイシャス運動(CGG運動)」を展開し、青少年の健全育成に貢献してきました。CGG運動は平成16年から展開し、平成22年度には15万人以上が参加しました。また、スローガンとして「地域の子は地域で育てる 〜であい ふれあい ひびきあい〜 活動」を掲げ、毎月第3土曜日を「おきなわ地域教育の日」と定めています。

<活動詳細
「御万人すりてぃクリーン・グリーン・グレイシャス運動(CGG運動)」
各地域で、学校関係機関・団体、企業、行政が中心となって実行委員会を組織し、すべての地域住民が参加する「クリーン活動」や、子どもを中心に企画した「御万人のふれあい活動」を県内全域で展開しています。
「御万人のふれあい活動」の実践例としては、紙芝居の読み聞かせ、親子手作りおもちゃ講座、ないとウォークラリー、持ちつき大会、語り聞かせ、チャリティーバザー、パソコンによる年賀状作り、子ども祭り、民具作り、植樹、クイズ大会、昼食・交流会、夕食会、イルミネーション点灯式、クリスマス会、ケーキ作り、昔遊び、組踊講演会、グラウンドゴルフ、ソフトボール大会、卓球等が挙げられます。

「おきなわ地域教育の日」
安全・安心なまちづくりや地域活動の活性化を通して、地域の自治会や社会教育団体・青少年育成団体等がこの日を活用して青少年の健全育成を目指し、「地域の子は地域で守り育てる」気運の醸成を図ることを目的に設定しました。
「おきなわの地域教育の日」の活用例としては、「これまでの活動を子ども達と共に活性化させる、大人と子どものふれあいの場をつくる、声かけ運動と共に安全・安心な地域作りを目指す、子ども達が主役となるような心の居場所をつくる、子ども達に基本的生活習慣を身につけさせる」等が挙げられます。