531号(20年11月)

地域活動ニュース「コロナウイルスに負けない!」Part.4

今こそ地域の力結集! ― 婦人会のコロナ対策活動

コロナ対策も一人ひとりの意識と行動から

青森県地域婦人団体連合会
会長 種市 恭子

種市恭子会長

 今年度は総会もできず、去る6月2日、新型コロナウイルス感染リスクを排除しながらの理事会に於いて、県会長に推薦されました種市恭子です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 令和元年10月、第67回全国地域婦人団体研究大会を半世紀ぶりに開催できましたことに、全地婦連会長岩田繁子様はじめ、皆々様に厚くお礼申し上げます。
 さて、いつ収束するかわからないコロナ。主催事業につきましては小規模でもコロナ感染予防を徹底し開催することに賛同を得、去る8月31日、第41回婦人研修大会「プラごみゼロ宣言」について、東北でもいち早く宣言しました。青森県環境生活部環境政策課から講師をお招きし当県のごみ問題についても学習しました。マイバッグは定着しておりますが、あらためて婦人団体組織のなかで身近な問題に取り組む一人ひとりの意識と行動が結果に繋がるということを実感しました。
 コロナ予防のマスクが不足する中、日赤奉仕団も兼ねている六ヶ所村婦人会は、行政から依頼を受け、提供された材料を使って6000枚のマスクを会員が手分けして作りました。完成したマスクは、職員が消毒と袋詰めをし、高齢者施設、妊婦、保育園、住民の順に配布されました。
 また、五所川原市婦人会は、市や社会福祉協議会から材料の提供があり、「マスク作りボランティア」募集による協力で3000枚、活動費からさらに700枚を作って市内、幼稚園、保育園、小学校、市職員へと提供し、地域に貢献しました。
 まさに「今こそ婦人会」。今後もコロナに負けない体力を維持しながら婦人会活動に積極的に参加していきます。収束が見えないコロナに対峙して、役員は情報を共有し、会員皆さんの声に耳を傾け、心が通い合う婦人会でありたいと常に思っております。

マスク制作に励む会員さんたち

コロナ禍での婦人会活動について

宮城県柴田郡村田本町婦人会
会長 竹野 幸子

 令和2年度に入り、諸々の活動は全部中止に。飛沫防止のマスクは薬局等で手に入らなくなったため、全会員に「簡単手作りマスクの作り方」の型紙を配布し、作ってもらいました。思いもかけないくらいの枚数が集まり、会員の店先に置かせてもらうことになり、その脇に「ご自由にお持ち帰り下さい」、また「分からない方は一緒に楽しみながら作りましょう」と書き添えました。
 マスクはその日のうちになくなり、若いお母さんたちが教えてほしいと訪ねてきました。会員5人で対応しました。若い方たちとの話し合いで婦人会活動の内容等を知ってもらう良いきっかけにもなり、大変有意義でした。
 その後、公の場所使用の許可が下り、さっそく「新型コロナ禍、私たちの健康と暮らし」について、保健師さんに講師依頼をしました。久しぶりの再会に、会員の皆さんは「元気だった」「変わりなかった」「認知症寸前だったわ」「コロナ太りよ」等口をそろえ、笑いが絶えませんでした。その様子を見ていた保健師さんは、「笑いは心を和ませ、免疫力を上げる元気の源である」と話されました。
 これからの活動も会員同士が意思疎通を計りながら、コロナに負けないようマスク、手洗い、消毒等に、一人ひとりが気を付けて行かなければならないと思いました。

会員に配布した手書きの説明書
石川壽々子会長

自粛の中でもできる活動を続けて

神奈川県地域婦人団体連絡協議会
会長 石川壽々子

 例年5月に実施される総会は、新型コロナウイルス感染拡大の状況下、書面総会となりました。今年は役員改選年に当たり、会長に選任されました石川壽々子と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 神奈川県では毎年2月に活動研究発表大会を開催していますが、県下においてもコロナ感染者が徐々に増加している時期でしたが実施に踏み切り、その後の驚異的な拡大の現状に無事に開催できたことに安堵するばかりでした。
 団体活動も自粛を余儀なくされる中、県下の婦人会の中には既に市社会福祉協議会からの依頼で手作りマスクを製作し、福祉施設や幼稚園、学校等に寄贈したところや、高齢者のミニデイサービスでの食事作りを担当したり、会員それぞれが縫った雑巾を施設に寄贈するなど、3密を避けながらの活動が続けられていました。
 このような時にこそ「学習・実践・親睦」の基本理念を踏まえ、会員のスキルを上げるため自ら学び、また他に還元できる力を蓄えていこうという気概を感じることができ、さすが婦人会だと頼もしく思いました。

友藤冨士子会長

感染予防を第一に

兵庫県連合婦人会
会長 友藤冨士子

 6月に選任されました友藤冨士子と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 新型コロナウイルスの感染者が出始めた2月、私たち兵庫県連合婦人会は、予定していた年度末の事業がすべて中止・延期となってしまいました。総会も書面表決となり今日に至っておりましたが、ようやく10月に理事会を開催することができました。
 私たち婦人会は、「ひょうごスタイル」(新型コロナウイルス感染拡大予防のための兵庫の新たな生活様式)に沿って事業を進めています。
 婦人会の事業の一つで、3世代交流体験事業があります。実施にあたり、検温、手指の消毒、マスクの着用、3密を避ける等、「ひょうごスタイル」を徹底し、3世代参加でマスク作りを実施しました。
 今では必需品となったマスクを子どもたちは自分たちで作ることができ、完成品を前に満面の笑みを見せていました。
 これは私たち婦人会活動の一例で、各市郡で「ひょうごスタイル」を遵守しながら、今までとは違った形で他の事業も実施しています。
 子どもたちの満面の笑み、その笑顔のために、これからも新型コロナウイルスに負けないで、知恵を出し合い、工夫をしながら活動を続けていきたいと思っています。そして一日も早い終息を願っています。

3世代交流体験事業の様子。手芸教室(左)とスポーツ教室(右)
宗眞紀子会長

今だから、婦人会ができること

和歌山県婦人団体連絡協議会
会長 宗 眞紀子

 令和2年の総会で、県婦連会長に就任しました宗眞紀子です。どうぞよろしくお願いいたします。
 和歌山市楠見地区婦人会の新年度最初の活動は、新型コロナウイルス感染拡大を予防するために、布製のマスクを作り、地域の子どもたちや高齢者の方々に届けることでした。なかなか材料が手に入らない中での作業でした。でも、さすが婦人会員、材料を持ち寄り(多くの地域の方々からの応援もありました)、今回は、一か所に集まってではなく、各自宅でマスクを縫い、小学校や高齢者施設へ届けました。マスクが手に入らない時であったので大変喜んでいただきました。
 コロナ禍で自粛生活が続いて、私たちの生活スタイルも今までとは随分変わりました。でも、私たち婦人会員は、常に前向きです。
 まず、この機会にもう一度、自分たちが住んでいる“ふるさと”を見直し、今だからできることはないか、女性ならではのアイデアを出し合い、取り組み始めています。
 また、台風シーズンを迎え、コロナ禍での避難の仕方、避難場所の確認など、話し合って備えています。もちろん、活動するときは、感染予防に十分気を付けています。
 会員は皆、家族意識を持ち、特にひとり暮らしの方には、気配り、心配りを忘れず、身近で悩んでいる人がいれば、そっと寄り添い、話し相手になることも忘れていません。
 地域に住む誰もが、安全で安心して幸せに暮らせるようにと願っているのです。

楠見小学校にマスクを届ける会員さんたち

新しい地域活動様式で活動継続

静岡県地域女性団体連絡協議会
会長 岩崎 康江

「Zoom」を使ったセミナーの様子(第1部)

 静岡県においては、感染者数ゼロの日はあまりなく、毎日のように感染者が発生している状況です。そのような中でも地域活動を止めないで動かしていこうという思いで、本会の加盟団体は県の事業や自主事業に取り
組んでいます。活動拠点となる交流館や公民館、活動センターなど利用制限が設けられていますが、感染予防に努めながら参加人数を減らす、料理教室はその場で食べずに持ち帰るなど知恵を出し合い頑張って活動いただいています。
 本会としては9月4日に地球環境セミナーを2部構成で開催いたしました。会員約100名が集まり「地球温暖化の現状と対策(第1部)」と「海洋プラスチックごみによる海洋汚染(第2部)」について研修をおこないました。
 第1部の研修はリモート講演会に挑戦しました。講師の先生と「Zoom」で繋ぎ講演をしていただきました。会場からの質問に先生が回答したり、先生の問いかけに会場が反応したりと、リモートでありながら臨場感あふれる講演会となりました。
 コロナ感染症の終息のめどが立たない今、新しい生活様式ならぬ“新しい地域活動様式”で今後も地域活動を継続していきたいと思います。

→地域社会