529号(20年9月)

地域活動ニュース「コロナウイルスに負けない!」Part.3

今こそ地域の力結集! ― 婦人会のコロナ対策活動

 前号に続き、婦人会として今できるコロナ対策や強みを生かした活動などを紹介します

自粛の中で地域婦人会の役割
〜巣ごもり活動発進〜

秋田県湯沢市連合婦人会
会長 北村ルミ子

折り紙でいろいろな作品づくり
折り紙で「絵馬」

 新年度は「新コロナ」対策でスタートしました。婦人会が関わる諸事業・イベントは中止になりました。これまでは不安や疑問は仲間と会話の中で共有し、安心や理解を得ることができましたが、一堂に会することなく、各地区の状況にあわせた自主活動となりました。
〈活動例1〉
 市の栄養士さんに相談し、「コロナに負けない心と身体〜免疫力を高める献立」という講座を受けました。その貴重な内容を会員以外の人にも伝える活動です。地域のFMラジオでもアピールして反応を得ました。
〈活動例2〉
 「新コロナ」の日常を記録すること。各自に小さな『つぶやきノート』を配布。日々の出来事や街の様子を時々、一行でも記していこう、ということで活用しています。
 この他にもマスク作り、折り紙で七夕飾りを作るなど、個々人の活動を合わせた婦人会活動を新鮮なものと感じています。

あっぱれ!勝浦市婦人会
新学期、安心を届けたい

千葉県連合婦人会
会長 渡邉 年子


 勝浦市がコロナ発祥地の中国武漢からの帰国者受け入れに尽力するに際し、勝浦市婦人会は市に協力し、見守りなどを行いました。また、新型コロナウイルス感染予防のため、どこよりも早く先頭に立ち、市内他団体に働きかけを行い、市内保育園、幼稚園、小中学校への手作りマスクの配布に貢献しました。
 市内の商店でもマスク不足が深刻だった当時、市教育委員会の話では、各学校のマスク在庫も少なくなっていて万全の衛生対策で新年度を迎えられない懸念がある、とのことでした。そこで婦人会、市赤十字奉仕団、市老人クラブ連合会を交えて話し合い、洗って再利用できる布製のマスク作りを決めました。
 製作は小学校の家庭科室などを使用。集まったメンバーがアイロンやミシンを使って1枚1枚縫って仕上げていきました。布やゴムひも、ミシン糸などの材料はすべて、市内の縫製会社マコトソーイングが無償で提供してくれたものです。
 勝浦市婦人会の栗原光子会長は「孫世代の子どもたちに安心して新学期を迎えてもらいたい。コロナの感染者を出さないよう協力したい」と市内の保育園、幼稚園、小中学校に約2200枚の手作りマスクを贈りました。

分科会場の様子。事前の検温とマスクの着用は当たり前

特別な今年の研修会

大分県地域婦人団体連合会
会長 安部志津子


 第2波の到来が囁かれる少し前の7月21日、本年度のリーダー研修会を開催しました。参加者を例年の半分の150名に絞り、開催時間も3時間以上短縮して午前中で終わるようにしました。
 通常は、メイン会場で開会行事を行った後に、分科会場に分かれるのですが、本年度は会場に着き次第、それぞれの分科会場に入ってもらいました。メイン会場で行われる開会行事の様子は他会場へプロジェクターでのリモート開催です。そうすることにより、他者との接触を減らし、移動時間の節約もできました。
 分科会場での座席は、向かい合わないように配置。もし感染者が出た場合は、濃厚接触者の特定ができるよう、座席に番号をふり、番号は事前に知らせました。
 また、今年度、事業に関わってくださっているNPOのおかげで、基調講演と3つの分科会の動画を後日、YouTubeで視聴できるという、とても画期的な研修会になりました。参加できなかった方とも内容の共有ができるのです。
 そんな研修会でしたが、「久しぶりにみんなと話せてうれしかった」という声がアンケートに多く見られました。早くマスクをはずし、気軽におしゃべりできる日がくることを祈らずにはおられません。

→地域社会