527号(20年7月)

地域活動ニュース「コロナウイルスに負けない!」Part.1

今こそ地域の力結集! ― 婦人会のコロナ対策活動

 緊急事態宣言が解除され、皆が新しい生活様式を実践しているとはいえ、流行の第2波も危惧されるコロナ危機。長期戦も見据え、婦人会の強みを生かした各都道府県・各地域のコロナ対策や活動を紹介します。

柳田京子会長

みんなで考え、行動して
コロナウイルスに打ち勝とう

栃木県地域婦人連絡協議会
会長 柳田 京子


 令和2年に入り、知事さん他ご来賓の前で新たな期待と希望と共に新年度に向けて決意を表した矢先、コロナウイルスの騒ぎとなりました。確かな知識も詳しい情報もなく、高齢者は一度感染すると重症化するといった最悪な状況になって、このウイルスに対してただただ恐怖の渦に巻き込まれました。
 これまで計画したすべてが中止、延期となり、外出自粛を守って家の中で静かに過ごすという今までにない経験となりました。
 幸いわが県は66名の感染者で落ち着いております。しかし感染者が66名もいるわけで安心というわけではありません。
 婦人会は、この危機的状況下でも、開設せざるを得ない学童保育の子どもさんにカレーを提供したり、会員一人ひとりに手作りマスクを届けたりもしました。
 私たちの重要課題は感染しないこと。これは他人に感染させないということに繋がることなのですから。マスクは必ず付ける、手洗いうがいを必ず実行するという最低限の決め事を確実に守るに尽きると思っております。一日も早い終息を願っております。

感染予防に役立てたいと浅野健司各務原市長(中央)

感染予防を徹底しつつマスク作り

岐阜県各務原市女性会議
佐々木八重子


 私が女性会議に入会して、7年目になります。会員数は当初180名弱、今期では280名弱と大所帯となりました。
 年間行事も、講師の先生をお招きして、学び講座をはじめ女性会議のつどい〜ボランティア活動と幅広く皆様のご期待に添うよう頑張っております。
 今期は、世界中を騒がせている新型コロナウイルス拡大に伴い、当会でも感染予防対策を徹底した上で、6月に入り、自粛解除され、次の事項に気を配りながら対応しています。
一、検温・消毒・マスク着用
一、使用後の器具等除菌
一、「3密」(密集場所、密閉空間、密接場面)にならないように工夫し、風通しの悪い空間を作らないように心がけています。
 今回会員有志にて、浴衣用の生地を活用してマスクを制作し、第1弾として5月1日、各務原市福祉課に400枚のマスクを贈ることができました。
 少しでも皆様のお役に立てればと思っています。また、一日も早い終息を願っております。

マスク作りは婦人会活動の第一歩

今、できること

山口県連合婦人会
会長 藤家 幸子


 「新型コロナウイルス感染拡大防止」のために、婦人会でも多くの会議や事業が中止を余儀なくされ「自粛」という暗く重い言葉に自身の行動を改めて見直す時間に費やしました。
 3月初旬は緊張感が、中旬からは恐怖感に変わって行きました。何もしないわけにはいきません。私の地元、佐々並婦人会は「マスク」作りに着手し、立体型・プリーツ型・マチ付き型と、案外おもしろく楽しく作れました。
 最初は各自が自宅で作ったものを持ち寄っていました。地域で出会った方々もマスクに興味を示され「作り方教えて」の要望に、型紙を添えて応えています。地域での広まりが静かなブームになり、信頼関係が深まっています。これまでに3回計200枚を学生さんや保育従事者、学校の先生方にお届けし、喜んでいただけました。
 「緊急事態宣言解除」に伴い、5月末からは規制はありますが公共施設の利用が可能となり、公民館に数人が集まり、作るようになりました。これからの秋以降の行事に備えて、300枚を作成中です。
 今年度婦人会活動の第一歩は「マスク」作りです。地域住民の誰もが新しい日常生活に適応できるよう、衛生面に気を付けストックマスクを作成しています。
 こうした社会情勢に応じた婦人会活動の一端は、行政にも認められ、地域ではなくてはならない存在だと自負しています。カレンダーは、いつの間にか今年の折り返し点にまで経過しています。

谷口繁美会長

自然災害時のコロナ感染防止と婦人会活動

佐賀県呼子町地域婦人会
会長 谷口 繁美


 ステイホームになってマスクを○○枚縫った、子どもや孫たちと一緒に料理を作ったなど自粛生活の中でゆったりとした時間を送った人、反面、学校が休校・夫婦共々在宅勤務となり女性の家庭における仕事(家事)の負担が大きくなりストレスが溜まったなど、「コロナ」が私たちにもたらすものは感染の恐怖だけでなく、日常的な生活や人の心さえ変えてしまうものではないかと思います。
コロナ避難所のシミュレーションに参加
 私たちの婦人会活動もすべて自粛の中、5月26日、避難所での新型コロナウイルス感染症対策に避難者役として参加し、入り口で検温や問診、その後体調不良者は分離部屋へ、一般避難者は2メートル以上の間隔を置き、30分ごとの換気を行うことなどをシミュレーションで確認させていただきました。
 これから出水期を迎えるにあたり、避難所開設時での婦人会の役割は、3密を避けた炊き出しなどを含め負担が大きくなることでしょう。自治体やその他のボランティア団体と問題意識の共有を図り、今後取り組むべき課題についてぜひ話し合っていくことが大切なことではないかと思います。
→地域社会