523号(20年3月)

四国ブロック会議 in 徳島

「エシカル消費」
〜婦人会から未来へつなごう〜
報告:徳島県婦人団体連合会

 全地婦連四国ブロック会議が、1月30日・31日の2日間、徳島県徳島市ザ・グランドパレス徳島で開催され、約200人が集いました。

徳島県婦人団体連合会
藤田育美会長
研究発表

 開会行事の後、徳島県の理事による「あ・わ・お・ど・り」と題した、「消費者問題」を扱った笑いあふれる寸劇が披露されました。
 その後、「消費者問題」について、四県代表の発表者から、各県や地域での日頃の活動や取り組みについて報告があり、「褒めてやる気を起こす」、「若者の消費者教育が必要である」などの提案がありました。また、「エシカル消費」についても各県からは、年齢に応じた環境学習や地産地消の推進、もったいない精神の重要性、持続可能な社会を目指すためにも、婦人会員が率先して、積極的に行動をしようとの発表がされました。

1日目講演

持続可能な社会をつくる 〜変化するくらしの価値観〜
四国大学短期大学部
教授 加渡いづみさん


 講師は、加渡いづみ四国大学短期大学部教授でした。先生からは、「持続可能な生活を続ける消費とは、環境に配慮した消費、キーワードは『循環』である」とのお話をいただきました。「現状のままでは、地球が一つでは足りなくなってしまう。じゃあ、どうする?」との問いかけに言葉を失いました。先生からは、消費し続ける経済から資源を循環させる経済への転換を図ることの必要性が説かれました。
 環境を守り、未来につなげることに役立つ消費とは、@必要なものだけ買うA使い捨ての物より長く使えるものを選択するBグリーン購入を心がける。値札も大切ですが、商品についているマークもしっかり吟味することが大切なのだそうです。
 消費行動は、消費者の意思表示であるということを意識し、エシカル消費やSDGsに取り組んでもらいたいとのことでした。わかりやすくお話をしていただき、今日から始めたいと思いました。

2日目講演

思いやりのお買い物「エシカル消費」
 〜地域に楽しく 世界に優しく SDGs!〜
エシカル・ペネロープ株式会社
代表取締役 原田さとみさん


 環境や社会、人に配慮した「エシカルファッション」のお店を経営しながら、地元名古屋で、エシカル理念の普及と貧困削減、環境保護、地域貢献につながる「フェアトレード」を推進するため「フェアトレードタウン運動」を全国で展開されている取り組みについてお話を伺いました。食べ物を口にする時、洋服を着るとき、買い物をする時、その商品がどこから来て、誰が作ったものなのか、背景にあるストーリーを考えて「選ぶ」という一人ひとりの行動が、未来を変える大きな力になるとのお話でした。「フェアトレード」を意識した「エシカル消費」に取り組むということが大切であるということがよくわかりました。

4県の会長報告

会員が一堂に会し行われた
 今年度は、「エシカル消費」に絞って消費者問題を取り上げ、消費者としての心構えを学ぶことができた2日間でした。地域の安全・安心を守る生活者として、婦人会は「よろずや」であり、様々な問題に取り組んでいかなければなりません。四国は小さな島国であるけれど、他県ともネットワークを結び、郷土の魅力(自慢)やアイデアを出し合う中で、自分たちではなかなか気づくことができない良さや婦人会だからこそ出来ることが見えてきます。「よろずやの婦人会」だからこそ、様々な視点から物事をみることができます。それらを置き去りにするのではなく、一つずつしっかりと取り組みをし、四国がひとつになって婦人会を盛り立て、楽しく活動をしましょう、という報告で閉幕しました。次期開催県は香川県です。

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