522号(20年2月)

令和2年 北方領土返還要求全国大会

北方領土問題の早期解決を
国立劇場に1600人


 2月7日は「北方領土の日」。この日、令和2年北方領土返還要求全国大会が、東京・千代田区の国立劇場大劇場で開催され、全国から1600名が参加しました。

北方領土返還要求全国大会であいさつする安倍総理大臣

 北方領土の日は1981(昭和56)年に設定され、以来、毎年2月7日に官民が一体となって北方領土返還要求全国大会を開催しています。全国規模の青年、婦人、労働団体等が中心となって組織された「北方領土返還要求運動連絡協議会(北連協)」の加盟団体として、全地婦連も当初からこの全国大会に参加しております。各都道府県の地婦連はそれぞれの都道府県民会議の主要な役割を担い、全国大会にも多数参加しています。
 東京で開催される全国大会のほか、この日を中心に、全国各地で講演会やパネル展示、署名活動など返還実現に向けてさまざまな取り組みが行われています。
 大会の第一部では、北連協の児玉泰子事務局長が進行役を務め、石川一洋氏(北方領土学識者)、本間浩昭氏(北の海の動物センター理事)、国後島三世の西田裕希さんがそれぞれ違ったアプローチで、「北方四島、自然の魅力」と題し、各島の「これこそ見て欲しい」ポイントを紹介するトークセッションが行われました。「北方領土」というと、遠い存在に感じるものが「国後観光」と具体的地名が入ることで、ぐっと身近に感じるなど実例をあげて紹介されました。
 続く第二部の式典では、安倍晋三内閣総理大臣、各政党代表者に続き岩田繁子全地婦連会長も登壇し、安倍内閣総理大臣は「これまで築いてきた友情をもって、双方が受け入れられる解決策を見つけるために協同し、着実に交渉を前に進める」と力強く挨拶されました。
 続いて各界各層の代表がそれぞれの活動報告や今後の役割など決意表明をしました。
 全国の女性を代表して全地婦連からは、富山県入善町婦人会役員の佐原真知子さんが、地域での取り組みとともに決意を述べました。
 最後に5項目のアピールを採択し、大会は終了しました。

→北方領土問題