518号(19年10月)

各地の開催イベント特集 西日本編

今回は全国で行なわれた、夏のイベントを中心に特集してみました。

水環境学習会

滋賀県地域女性団体連合会
会長 鵜飼 淳子


醒井の梅花藻
 この夏、私たちは水環境学習で、「琵琶湖の源流をたどってみよう」と題して米原市醒井(さめがい)宿の湧水巡りを致しました。醒井には名水百選に選ばれた「泉神社湧水」、「居醒の清水」をはじめ斧割水、いぼとり水、天神水、西行水、十王水があり、夏には梅花藻が咲いています。同じ滋賀県でも知らない場所はまだまだ多く、地域を知ろうということで、企画しました。
 また石けん技術開発協会様のお世話になり、パナソニックショウルーム及び研究所にて、洗濯機の講習をしていただきました。世界各地の洗濯機の違いや全自動洗濯機における粉石けんの取り扱い方等の学習をすることができ、石けん使用を進めて行くうえで、大変参考になりました。
 今後とも各会員にいろいろな角度からの環境学習を提供していきたいと思っています。

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→環境・食生活

ウィメンズ・フォーラム2019京都

京都府連合婦人会
会長 田野 照子


 近年異常気象のせいか、7月には九州地方で線状降水帯の居座りで大雨が降り続き、土砂災害等大きな被害が出ました。また、世界各地でも被害のニュースが目にとまります。
 先般大阪で世界各国の首脳が集まったG20が開かれ「気候変動化」「環境問題」についても話し合いがされると聞いていました。
 それを受けて「ウィメンズ・フォーラム2019京都」が「京都議定書」発祥の地京都で開催されました。私たち京都府連合婦人会他、府下女性団体も参加しました。気候変動対策に焦点をあて、G20での世界各国の政府の政策提言に繋がる議論を展開する目的です。基調講演は小池百合子東京都知事、セッションには、各国から集まったパネリストが参加しました。
〈セッション〉
●ジェンダーと気候変動を若いリーダー達の目から見て
●気候関連科学、技術、イノベーション分野の活躍
●女性の目から見たエネルギー利用―気候分野でのイノベーション―
●起業―気候変動対策を推進するために―
エネルギー問題・環境関連事業・エネルギー等グリーン経済を主導する女性の推進等についてセッションが行われました。「明日」のリーダー達を我々は「今」必要としています。
 議論を通して説得力のある提言を作成することを確認しました。
 「京都議定書」が制定された1997年に、私たちは「環境宣言」の地域社会において果たす役割を自覚し、これまで取り組んできた、地球環境保全運動をより主体的に強化し貢献することを、会員総意のもと宣言しました。現在も環境問題は重要課題として、取り組みを継続しています。

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グリーンカーテン

島根県連合婦人会
会長 野々内 さとみ


素敵なグリーンカーテンの前で
 SDGsの13番の取り組みを示すために、婦人会館の花壇にゴーヤとケナフの苗を植えてグリーンカーテンを試みました。8月の炎天下にカーテンが間に合うか間に合わないかドキドキしつつも、急成長していくゴーヤとケナフを見て、毎日の水やりが日課となり楽しみになりました。
 皆で協力し、水やり・草抜き・肥料足しを行ない、時には台風の大風に負けないように重しで固定し、成長を見守りました。
 日々の気持ちは植物にも届き、窓を覆える素敵なグリーンカーテンを作ることができました。またゴーヤはたくさんの実がなり、ケナフは凛とした花が咲き始めました。
 毎年暑かった事務所も今年は特別涼しくなり、快適に過ごすことができたと思います。
 この達成感を大切にして、持続可能な地域づくり、地球環境に貢献したいと思います。

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「かがわ女性の防災志会」の設立

香川県婦人団体連絡協議会
理事 吉田 静子


防災・減災講演会
 香川県婦人団体連絡協議会では、災害時に、より効果的な被災者支援につながるように、平成28年に「女性防災ネットワーク」を設立し研修を重ねてきました。さらにスキルアップを目指し、平成29年より国立大学法人香川大学公開講座「我が家の防災力アップ講座〜南海トラフ地震に備える家族継続(生き残り)計画を作ろう〜」を終了した130名を「防災志」(温かい慈悲の心で防災を志すの意)に認定しました。そしてさらなる実践を目指し「かがわ女性の防災志会」を設立しました。
 公益財団法人日本消防協会会長、秋本敏文氏の「これからの防災・減災」と題した基調講演が開催されました。「地域こそが防災・減災の原点であり、地域体制を強化することが大切。様々なグループの連携がこれからの防災・減災のポイントになる。それには女性パワーが必要である」と話されました。
 パネルディスカッションでは、自助共助での対応、平時から顔のみえる環境づくりによる地域対応力の強化、避難所運営等をテーマに意見が交わされ、「防災活動に女性が参加すると活動がまろやかになる、等々「防災志」に期待する声が聞かれました。
 期待にこたえられるように力を合わせて実践していきたいと思います。

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みんなで一緒に千人踊り

福岡県遠賀町婦人会
会長 古場 弘子


千人の総踊り
 遠賀川沿いの遠賀総合運動公園グランドで第35回「遠賀夏まつり」が令和元年8月24日に開催されました。降水確率が20%でしたが、予定通り開催できました。
 来年の東京オリンピックに向けて「東京五輪音頭二〇二〇」の踊りを婦人会が受け持ち、三カ月前より必死で練習を重ね、踊りを覚えて二十三区の町民の皆さんのために講習会を開き、踊りを覚えて頂きました。更に各地区の代表の方は自分の区で踊りの指導を行い、どうしても分からないという地区は婦人会の役員が出張講習を行いました。
 婦人会は夏まつり実行委員のメンバーで、毎年三曲を踊ります。今年は、「炭坑節」「遠賀町民音頭」そして新曲の「東京五輪音頭二〇二〇」を踊りました。
 回を重ねるごとにだんだん踊りの参加者が増え、「総おどり」では千人集まり踊る様になりました。遠賀町内二十三区の子供から大人、男性も女性も地区ごとにお揃いの浴衣や法被を着て踊ります。飛び入り参加も大歓迎です。また、多くの露店が並び皆さんがおまつり気分を楽しんでいます。
 総踊りの後は一斉に灯りを消して三千発の壮大な花火が夜空を彩りました。
 これからも、日本伝統の盆踊りを後世へとつなぐ役目を続けていきたいと思います。

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姫島の盆踊り

大分県姫島婦人会
会長 大海 里美


子どもたちのキツネ踊り
 姫島は、大分県国東半島の北部に位置し、周囲17キロ、人口約2千人の風光明媚な緑の小島です。漁業をおもな産業として、鯛・タコ・車海老で知られ、大分県では唯一、一島一村の島でもあります。
 毎年8月14・15日に行われる姫島盆踊りは、鎌倉時代の念仏踊りから派生したものといわれており、平成24年には「国選択無形民俗文化財」にも指定されました。伝統踊りと創作踊りがあり、2日間で総勢700人の踊り手が各地区7つの会場を練り歩き、43種類もの踊りを披露します。なかでも白塗りの化粧をしてキツネに扮した子どもたちが「オラサ、オラサ」の掛け声に合わせて踊る可愛らしい「キツネ踊り」は有名です。
 私たち婦人会は、地区ごとにお盆の一週間前から踊りの練習、本番では白塗りの化粧から着付けまで、踊りに合わせて踊り子を作り上げる役目を30年来続けています。お盆を盛り上げるお手伝いをすることは、婦人会の年間行事の最大の事業なのです。
 お盆の期間中は、フェリーも夜間臨時便が運航され、島の人口が倍増するくらいの観光客で賑わいます。姫島に、皆さまも是非一度お越しください。お待ちしています。

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猛暑と雨と婦人会

長崎県地域婦人連絡協議会
会長 西山 智子


防災訓練でおにぎりの炊き出し
 西海市の夏といえば、トライアスロン大会。今年で27回目です。婦人会は1回から受付部を担当しています。延べ60名の会員が3日間のボランティア参加し、長期間継続しているこの大会を支えています。作業は猛暑の体育館内です。
 忍耐と体力とそして笑顔が第一と選手に声をかけ励ますはずが、選手からの「ありがとう、お世話になります」という言葉にこちらが爽やか感・元気をもらいます。
 今年の夏は、雨の影響も受けました。夏の最後を彩るのが大島町のふれあいフェスティバルです。毎年婦人会も1テントブースをもらい、バザーを開催しています。会員手作りのバッグや、会員が住民の方々にお願いをして、家で不用になった品々を集めてのバザーはフェスティバルの名物です。開催宣言時間前には品定めをし、宣言と同時にテント内は満員状態となるはずでしたが、今年はまさかの強い雨に打たれ、残念ながら25%のお客様に終わりました。
 今年は結核予防撲滅を目的とする複十字活動の啓発として、結核の現状と複十字活動をパネル展示しました。雨の為展示場所を室内としたところ、思うように声掛けできず、興味を呼び起こすことができませんでした。この活動は、秋に開催される西海市で最大のイベント「大鍋まつり」の中でも行なうことにしています。
 雨の中で行なった活動としてもうひとつ、西海市で初めての総合防災訓練に、自衛隊の炊飯部隊と共におにぎりの炊き出し訓練に参加しました。前日から強い雨が降り、当日も朝から雨、本当の災害時を思わせる雨中の炊き出しは実践さながらの勉強となりました。
 西海市婦人会の立ち位置がはっきりしてきました。会員を減らさないための努力と工夫を考えながら活動していこうと思います。

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今年度活動報告

沖縄県婦人連合会
会長 本永 静江


伝統的な踊りの練習
 平成から令和と元号も変わり記念の年、令和は「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味が込められた元号とのこと、その元号にあやかり、われわれすべての婦人会の皆さんが心を寄せ合い、手と手をつなぎ、太陽のように光り輝く事を願っています。
 沖縄県婦人連合会は離島の、八重山石垣市、宮古島市と南部地区、那覇地区、中部地区、北部地区の6地区の婦人団体です。
 定期総会は平成31年4月25日、年間行事として毎年5月には中央婦人宿泊研修を沖縄県恩納村のホテルにて2日間かけて行われました。日程の中に日頃の運動不足解消のため、必ず運動と踊り等を取り入れ、今年度は沖縄県琉球大学健康づくり支援プロジェクトの金城淳氏を講師に迎え「動作法で肩こり、腰痛・膝痛を和らげよう」と基本の立ち方・座り方やからだの上手な使い方など取り入れ、時間が足りないほどでした。(私達の体のゆがみ、癖を緩和させる体操法等を取り入れました)
 7月は「婦人の健康づくりフェスティバル」として県内の宜野湾市立体育館を貸切って行われました。民踊の宝庫として知られる古い伝統的な村踊りや新しい踊りなど各地域の伝統行事を通し、今日まで受け継がれてきた踊りや体操などを各地域で集まり、練習に練習を重ねてきました。
 本フェスティバルは会員相互の親睦と組織の活性化、婦人の健康増進に寄与する事と併せて、市町村会員の手作り作品展と即売コーナーでは活動の情報交換、市町村婦人会並びに沖縄県婦人連合会運営資金造成の一環として実施いたしました。

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