512号(19年4月)

刃物の車内持込み禁止について

2019年4月ルール改正

 昨年6月に発生した東海道新幹線内での刃物による殺傷事件を受けて国土交通省は、鉄道運輸規程を改正し、鉄道車内への刃物の持ち込みについて明確化しました。在来線や私鉄を含むすべての列車が対象で、4月1日から施行されました。
 鉄道営業法に基づく省令では、他の利用者に危害を及ぼす恐れのある物の列車内への持ち込みを禁止していましたが、改正後、適切に梱包されていない刃物も加えられました。
 包丁類、カッターナイフを含むナイフ類、はさみなどを鉄道車内に持ち込むに当たっては、刃先をプラスチックのケースや段ボールで覆った上で全体を新聞紙などで包みカバンにしまい、直ちに取り出して使用できないような状態にしておくことが求められます。刃物を梱包していない疑いがあれば、乗客立ち会いのもと、鉄道係員が手回り品を点検することも盛り込まれました。

周知をお願いします

 鉄道車内は、不特定多数の人が利用する閉鎖された空間です。これからは鉄道旅行の車内で果物をむいたり、お菓子を切り分けたりできません。
 誰もが安心して鉄道を利用できるよう、周知をお願いします。

→消費者問題・経済生活