506号(18年10月)

南相馬市で復興交流(東京都)

ブロック会議2018

東京地婦連理事 福本 悦子

相馬市で交流会

 私たちの乗ったバスは、国道6号線沿いで相馬地方婦人団体の6人と合流しました。早速、6月に行われた全国植樹祭や、南相馬雫地区の海岸防災林整備地の現状を車窓から説明していただきました。
 飲み物やお菓子が用意された交流会場の南相馬道の駅で、谷茂岡正子会長が2つの団体の出合いに感謝し、「皆さんの経験が私たちの参考になればいい、教えてください」と挨拶しました。
 続いて震災当時原町地区の会長をしていた相馬地方婦人団体連合会の大場盛子会長は、12メートルの津波の押し寄せたすぐあとから、避難所ではじめた炊き出しの話をされました。
 あらゆる手段を用い集められた食材は、おいしい食事となり喜ばれたこと、70キロのもち米を集めて餅をついて配ったこと、何かをしないと情報は得られないし前進はない、また女性の力なくして何もできないこと。そして、「地婦連の組織力に感謝」と結ばれました。
 災害を体験して、ひとり暮らしの高齢者問題、親戚は近くて遠い存在、自治体の避難の呼びかけは聞き取りにくく半信半疑だったこと、津波は海からくるものとは限らず山から来ることを体験したなど、お話は尽きません。震災から7年半、フレコンバッグ(黒い袋)の汚染物質の山、空き家が点在する地域を目の当たりにして、復興はまだまだと思いました。
 私たちは今、どんな手を、また心の支援をしたらよいのでしょうか。亡くなられた方がたに背中を押された気がした辛すぎる旅でした。

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