501号(18年5月)

平成29年度女性団体活動の実態調査から(北海道)

北海道会長 中田和子

 北海道女性団体連絡協議会(道女連)では、事業の大きな柱の一つとして1961(昭和36)年から毎年、会員を対象に調査研究活動を行ってきました。平成29年度は、当団体創立60周年の節目に当たり、積み重ねてきた地域活動の中で、会員の意識や活動の実態をまとめ、次の歴史を創る参考にするために実施いたしました。

現状と課題

 北海道内各地域ともに人口減少や、高齢化の中での組織作りや運営は、会員の年齢が60代や70代が80%以上を占めていました。
 若い世代の参加が得られないことや、役員の引き受け手がないなどの共通する課題の中でも、全道大会や各地域での大会、研修会の開催時などに、会員以外の人たちにも積極的に声かけするなど、多くの皆さんが参加されるように工夫されている例も多く見受けられました。
 半面、「団体活動に関心がない」「参加団体の減少」「自然減」との回答もありました。
 若い世代の会員の確保が強く望まれる中で、その実情はとても厳しいのが現状でもありました。

活動資金

 会費および参加料を中心として、公費補助も年々削減される中で、ちふれ化粧品や昆布等の販売に力を入れて不足分を捻出するなど、資金の確保をしている実態がありました。
 公費に頼らず事業を実施するためには、会員の増強と会費の値上げという、大きな課題を解決する必要があると分かっていても、難しいというのが現状です。

寄せられた意見

 「活動に無関心だった人たちを誘ってみたら喜んでもらえた」「女性にとって必要な活動なので、みんなで知恵を出し合い、力を発揮し、諦めないで現状に向き合うことで道も拓けるのでは」などの前向きなご意見もあり、力を得ました。
 次の歴史を創るためには、事業運営等になお一層の工夫と努力が、強く求められていると感じた結果でした。

→地域社会