499号(18年3月)

地域活動ニュース(滋賀県)

石けん運動40年

滋賀県会長
鵜飼淳子

洗濯機を持ち込み、粉石けんの使い方講習会
洗濯用エコクリーン
「琵琶湖条例」施行へ

 1977(昭和52)年5月27日、琵琶湖に赤潮が発生しました。大津市の婦人会で赤ちゃんのおむつかぶれや主婦の手の湿疹はどうして起こるのだろうという疑問から学習を重ね、合成洗剤が原因であるということが分かった矢先の出来事でした。生活排水が直接川から琵琶湖へ流れて、赤潮の発生につながったのです。
 以来9万人の滋賀県婦人会員が一丸となり、県民運動として石けん運動が始まりました。合成洗剤を「買わない・使わない・贈らない」の3ない運動、台所用なら「3滴運動」を先輩たちが提唱され、各地に洗濯機を持ち込み、粉石けんの使い方の講習に回られました。
 当時、粉石けんは使いづらいにもかかわらず、滋賀の女性たちは50%以上の使用で富栄養化防止条例を議決しようという県議会の提案を受け、70%以上の実績を上げ、1980(昭和55)年7月1日にはいわゆる「琵琶湖条例」が施行されました。
 現在も琵琶湖のために、合成洗剤の化学物質を抑制したいと石けんの使用を勧めております。県と石けん技術開発協会の共同で使いやすい粉石けんができ、また一昨年、平成28年には、10年前に生まれた液体石けんの界面活性剤と香料を天然由来のものに改良しました。
 おかげさまで「びわ湖石けんエコクリーン」は商標登録も済み、滋賀県の厳選素材「ココクールマザーレイクセレクション2017」に選定されました。これもひとえに、先輩方の努力の賜物と思っております。全国の皆さんにも、エコクリーンのすばらしさを知っていただければ幸甚です。

 エコクリーン商品についてお問い合わせは、一般財団法人滋賀県婦人会館 TEL0748(37)3113へ。または滋賀県婦人会館で検索し、ホームページをご覧ください。

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