495号(17年11月)

月見夜楽(長野県須坂市)

須坂市の月見夜楽=10月7日

長野県須坂市連合婦人会

会長 篠塚みち子

 「灯りを消して家族や仲間とお月見の夜を楽しもう」をコンセプトに、平成20年に「豊かな環境づくりの推進・地球温暖化防止」事業のひとつとして始めた「月見夜楽」は今年で10回目を迎えました。ろうそくをともして琴と尺八の演奏会以来、ピアノ、ヴァイオリン、ハープ、声楽、コーラス、読み聞かせなど、毎回楽しみに参加される皆さんのおかげで、この会を開催することができています。
 会場には秋の草花を、そして元大工さんが作った行灯、会員が作ったタペストリーなどを飾ります。月見団子も作り、抹茶でおもてなし。市内のおかみさんショップの協力でお菓子や小物類などが販売され、これも好評です。
 この会を開催するに当たり2つのこだわりがあります。まず開催日は「中秋の名月」。その前後の満月の日を考慮し、日程を組みます。そのため開催は9月だったり、10月だったりしますが…。
 もう1つのこだわりは会場の「旧上高井郡役所」です。大正6年に建築された県内に唯一残る郡役所の建物です。バロック様式の特徴を色濃く伝えているこの会場での「月見夜楽」は、雰囲気も素晴らしく、参加者全員それぞれが楽しい時を過ごしています。
 毎回、たくさんのお客さまからお褒めの言葉をいただき、たいへんやりがいのある事業になっています。この先何回続くか分かりませんが、秋の夜長の名物行事になっていくことを願っています。

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