493号(17年9月)

世界をひとつに平和のつどい(長野県)

55回目は千曲市で

長野県会長 中條智子

千曲市連合婦人会の朗読

 長野県連合婦人会では長崎原爆の日に合わせ、「世界をひとつに平和のつどい」を県内各地で開催しています。
 55回目の今年は8月9日に千曲市あんずホールで開かれ、会員や地元の皆さんら約450人が参加しました。午前の式典では、原爆や各地で起きた災害などで亡くなった方々のご冥福を祈り、黙とうを捧げました。
 全地婦連の柿沼トミ子会長からは「世界の平和の確立に向けて、ともにがんばってまいりましょう」とメッセージをいただきました。
 講演は長野県出身の、元防衛大臣北澤俊美さんの「日本の平和を守るために」。学生時代に読んだ『きけわだつみのこえ』に大きな衝撃を受け、今日まで常に身辺から離さずにきた本であり、そこに書かれている青年たちの「死」以外何も残されていなかった事実に大きな怒りと、彼らの残された肉親たちの悲しみ苦しみ、彼らの生きられなかった人生の重みを、政治家としての原点としてきたと話され、日本を取り巻く安全保障やPKO問題についても大臣としての経験を交えて分かりやすく話されました。
 午後は、千曲市の上山田ホテルに疎開した体験を描いた絵本『千曲川のほとりで』を千曲市連合婦人会が朗読しました。
 コンサートとトークでは、長野市出身のシンガーソングライター清水まなぶさんが祖父の戦争体験を曲にした「回想」、金属供出を題材にした「石の鐘モノガタリ」など5曲を、最後に、これからも平和活動を続けていかなければと強く思いながら全員で「故郷」を歌いました。

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