491号(17年7月)

あれから6年 すくすく育った復興ざくら(福島県)

福島県会長 小林 清美

6月9日、とんやの郷に植樹

 3・11東日本大震災の翌年、第60回全国地域婦人団体研究大会が香川県で開催されました。
 その前夜祭で香川県の野田法子会長から「災害の復興のために」と被害の多かった、岩手・宮城・福島の3県に桜の苗木を500本ずついただきました。
 福島県では全県下の婦人団体に配分し、公共施設等に植樹を委ねましたが、それから早や6年がたちました。桜は大きく育ちました。
 決して忘れてはならないあの大災害。また、香川県野田法子会長や皆さんの温かい真心を忘れることなく、これからも大事に見守っていきたいと考えています。

川俣町連合婦人会

齋藤幸子川俣町連合婦人会

 川俣町は海から離れた場所に位置しているため、津波の被害はありませんでしたが、地震と原発事故に遭い、町の役場庁舎は全壊しました。一部地域は放射能汚染により全家庭避難という事情のため、桜の苗木をいた
だいた時期は混乱しており、定植できず、町の空き地に仮植えし、6年が経ちました。
 今年に入り、役場庁舎が竣工、避難指示も解除され復興が進んでいます。桜の木は、7月1日にオープンした「とんやの郷」に寄贈され、6月9日に定植しました。
 町の関係者や住民の皆さんに大変喜ばれたということです。開所式では川俣町連合婦人会の齋藤幸子会長がこの寄贈に対し、町から感謝状をいただきました。
 その他の地域でも、桜はすくすくと育ち、花も咲き始めたとのことです。来年、花の時季にまたお伝えできればと思っています。

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