489号(17年5月)

男女共同参画会議

柿沼会長の発言

柿沼トミ子会長

 3月24日に総理大臣官邸で行われた、男女共同参画会議に出席した全地婦連柿沼トミ子会長は、以下のように発言しました。

 @女性に対する暴力に関する専門調査会報告について
 JKビジネス、アダルトビデオ等、違法行為に対する罰則も、職業安定法、児童福祉法等、児童の保護等に関する法律も整備されつつあります。
 児童の人権に配慮した、それぞれの罰則は規定されたものの、問題は実行力です。人権確保の視点からも、悪質な業者に対し、ぜひとも行政の境を越えてしっかりとした取り締りを実施し、有名無実な法とならないようにしていただきたいと思います。
 A男性の暮らし方・意識の変革に関する専門調査会報告について
 長寿命社会の中にあって、人間として、男性も生涯にわたり地域で暮らせる社会人としての、生きる力・実践力を身につけていただく必要があります。
 ゲームやスマートフォン等に没頭し、人間関係が結べないまま大人になった青年が、結婚に対する積極性や手がかりをつかめないでいる場合が多いと聞きますが、まずは婚活を勧めなければいけないのではないでしょうか。そして年代を超えて、食育や家事セミナー等、家庭内の仕事や、実習促進を進めていく必要があるのではないかと思います。
 リタイアした方を対象としたシルバー大学では「時間持ち」「健康持ち」「小金持ち」の学習意欲旺盛な方々で活況を呈しています。そこに少し補助金を出すことによって、カリキュラムの中に自立した男性の暮らし方、実践力を身につける講座の開設を進める必要性を感じています。
 B「女性活躍加速のための重点方針2017」の策定に向けた検討方針について
 女性活躍推進法が成立し、安倍総理のリーダーシップもあり、管理的女性の増加が見られつつあります。
 今後、この経済のメカニズムの中での女性の自立を図っていく必要があると思います。現在、女性活躍推進メニュー等、導入企業に対し、公共調達、なでしこ銘柄等がありますが、まだまだ地方までは活発な動きとはなっていません。今後は全国に拡大していくことが大事であろうと捉えています。
 今後は男性リーダーへの呼びかけや、地方自治体・団体等への積極的な働きかけを実施する取り組みが不可欠であると考えます。

→男女共同参画社会の実現