487号(17年3月)

地域活動ニュース(千葉)

房総太巻き寿司の料理講習会
千葉県会長 渡邉年子

郷土料理「太巻き寿司」を作る
=2月7日

 千葉県一宮町の郷土料理「太巻き寿司」を、2月7日に学習院大学グローバル・キャンパスの研修生10人(うち外国人3人)に教えました。日本を訪れた外国人が寿司をおいしく食べて帰国するために、一宮町でできる事を考えてきました。
 最初は「すしな」(イナという魚を使った姿寿司)の調査を予定していましたが、中国や台湾の研修生は魚の生食に抵抗があること、「すしな」は今ではほとんど作られていないこと、太巻き寿司なら生魚を使用しないので、外国人にも親しまれやすいのではないかと考え、郷土料理の「太巻き寿司」に決まりました。
 具を芯にして巻く太巻き寿司は、切り口が金太郎あめのように文字や絵柄が楽しめます。
 私は日頃、公民館で教えているので「太巻きづくり体験」に一役買いました。一度もやったことのない人ばかりだったのに、巻き方を見せると一回で上手に巻けました。卵を巻きながら焼く「卵焼き」は珍しかったようです。

研修生の提案(外国人が寿司を楽しむために)

 (1)外国人に太巻きづくり文化を体験させる(2)太巻きをお土産として販売する(3)季節に合わせた絵柄の太巻きをつくる(4)ターゲットを若者に、バレンタインデー、ハロウィーン、クリスマスなどに向けて太巻きの魅力をもっと発信しよう。
 切って絵柄を見るまでわくわく。きれいな絵柄で贈呈品としても使えます。

作り手の思い

 新しい絵柄が完成するたびに、また新たなものに挑戦したくなり、太巻き寿司づくりに終わりはない!
 忙しい主婦が生活の中で、楽しみと工夫を凝らして伝えてきた太巻き寿司は、私たち千葉県民の誇りです。
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