486号(17年2月)

うだつをいける(徳島県)

徳島県会長 藤田育美

うだつ=美馬市のホームページから

 徳島県美馬市で毎年1月に開催される、「假屋崎省吾〜うだつをいける〜」も今年で10周年を迎えました。
 うだつ(卯建)とは広辞苑によると「江戸時代の民家で、建物の両側に『卯』字形に張り出した小屋根付きの袖壁。長屋建ての戸ごとの境にもうけたものもあり、装飾と防火を兼ねる。」とあります。当初は防火の目的でしたが、多額の費用を要したことから装飾的なものになり、いつしか富や成功の証しとなっていきました。

10地区の婦人会が協力

酉(とり)年のオブジェ

 町を花いっぱいにして、町全体を盛り上げるというテーマのもと、婦人会は8年前から参加しています。
 美馬市内に婦人会は10地区に存在し、このイベントには全地区の皆さんが協力して、各所に花をいけます。主な場所は玄関口となる高速道路の美馬インターと脇町インター、穴吹橋のたもと、脇町うだつの街並みにある藍蔵の裏、そして美馬市庁舎前の5カ所です。
 もちろんショーの会場であるオデオン座の前にもいけて、来市される皆さんに楽しんでいただいています。私の地区では干支をモチーフにしたオブジェを作り、いけています。また、假屋崎省吾さんが主催するショーにも婦人会として参加させていただき、お花をいけるお手伝いをしたり、ステージでの花嫁行列をしたりと、皆で一体となり、イベントを盛り立てています。

1年がかりで花材を調達

 この活動で一番難しいのは、花材の準備です。婦人会はボランティア団体ということで、花材は全て自分たちの手で1年がかりで調達しているのです。しかし、このような活動ができることを楽しみの一つとして、全員が生き生きと活動しています。
 美馬市を盛り上げる市の観光大使、假屋崎省吾さんとともに婦人会は頑張っています。
 全国の会員の皆さま、ぜひ、「うだつのあがる」街並みの美しい美馬市に、お出かけください。

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