486号(17年2月)

「暮らしに関わる安全についての意識及び実態調査」について

アンケート調査は、鋭意集計中です

 全地婦連では、昨年11月から12月にかけて、「暮らしに関わる安全についての意識及び実態調査」を、加盟団体会員を対象に実施し、現在、鋭意、集計中です。

 国民生活センターの消費生活相談データベース(PIO―NET)によると、2015年度に全国の消費生活センターへ寄せられた消費者相談は、92万8889件、前年度比97%で、多少減少しております。
 しかし、相変わらず、多くの消費者被害は起きており、特に高齢者に関する消費生活相談は高水準のままです。訪問販売や電話勧誘販売、最近ではインターネット販売等の通信販売でも消費者相談が増えてきています。

不招請勧誘の実態把握

 そんな中で、今回の調査は、「電話や訪問による不招請勧誘」についても、地域の会員の皆さんの意識や勧誘の実態を調査しています。
 業者から電話や訪問勧誘があったか、不意の勧誘で不本意な契約をしたことがあるか、電話勧誘や訪問販売についてどう思うか、訪問お断りのシールを貼ることで事前に勧誘を断ることができたらどうか、NTT東日本・西日本がすでに実施している勧誘電話お断りの登録についての認知度等を調査しています。
 突然の訪問や電話に戸惑っているうちに不本意な契約をしてしまう、なんとか断ったにしてもとても不快な思いをした等の事例はたくさんあります。普段の生活の中で、どう対処していけばよいか、調査へ回答しながら考えていただければよいのではないかと考えています。

きっぱりと断るには

 加えて、どんなに私たちが心構えをしていても、不意打ち的にくる不当な勧誘をきっぱりと断るのは大変です。1人でいるときには家の電話には出ないという方もいると聞きます。せっかくのコミュニケーションツールが不当な勧誘で阻害されないよう、事前に勧誘をシールや電話番号の登録で拒否するという制度を法律で規定する必要性も強く感じています。

集計結果は政策提言の資料にも

 今回の調査では、他に、「家の中の防災対策」や「長期使用製品安全点検制度」についても取り上げ、意識や実態の調査を実施しました。
 調査結果は、まとまり次第、この機関紙で発表し、地域で暮らす私たちの意見として、所掌する官庁へ政策提言を行うことにしています。

消費者被害防止の寸劇コンテスト

 全地婦連では、他に、消費者被害防止寸劇コンテストも実施し、5月15日を締め切りに、寸劇の映像を募集しています。こちらも、皆で共通したシナリオを利用して、寸劇を作りあげる過程も、消費者教育の場となればよいとの狙いです。
 応募された映像は、インターネットでの公開も予定しています。これを機に地域での消費者教育がより広がることを期待し、多くの応募をお待ちしています。
 ※詳細は、各都道府県市婦連へお問い合わせください。

消費者被害防止寸劇コンテスト募集要項
  1. 名称
    全地婦連消費者被害防止寸劇コンテスト
  2. 主催
    全国地域婦人団体連絡協議会
  3. 募集対象
    全国地域婦人団体連絡協議会加盟団体会員で構成するグループ
  4. 寸劇内容(自由に演出可能)
    @シナリオ:
     1)光回線サービスの卸売に関する勧誘トラブル
     2)「お試し」のつもりが定期購入になってしまうトラブル
     3)住宅リフォーム工事の訪問販売トラブル
    A上演時間: 10分
  5. 締め切り
    2017年5月15日(月)必着
  6. 応募方法
    寸劇を撮影してDVDに録画し、応募のこと
    その際に、別紙応募用紙に必要事項を記入し、同封してください
  7. 審査
    消費者問題に詳しい専門家等により厳正に審査を行います。
    最優秀賞に選ばれた団体は、2017年11月21日(火)に東京都内で開催される幹部研修会にご招待(5名様まで)。
    全国から集まった幹部の前で演じていただきます。
    また、応募作品は、YouTube(インターネット上の動画共有サービス)でご紹介を予定しています
  8. 送付先
    〒150―0002
    東京都渋谷区渋谷1―17―14 全国婦人会館3階
    全国地域婦人団体連絡協議会(寸劇コンテスト担当)
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