484号(16年12月)

本庄市の農場を見学 野菜需給協議会

 独立行政法人農畜産業振興機構が主催する野菜需給協議会現地協議会が、11月21日に埼玉県本庄市で開かれ、JA埼玉ひびきのの農場と関連施設を見学しました。消費者4団体から8人が参加しました。

 久保田一郎野菜需給部長は、「台風や天候不順で、どの野菜も苦戦しています。この機会に生産者の苦労話に触れ、消費者の思いを届けましょう」と話されました。
 本庄市近辺は地形的に日照時間が長く、稲作と野菜の共作地区です。
 最初にキュウリとナスの集荷場へ。1秒に4本のサイズと曲りを8等級に選別する画像処理システムには質問が殺到しました。選果後の箱詰めは人手で、1日6000ケースほどが、京浜地域の市場に出荷されます。
 次にキュウリとレタスのほ場を見学、ビニールハウスには人の背丈より高いキュウリが林のように並び、最後の収穫を待つように実っていました。1つのハウスで年2回、苗からキュウリが栽培され、水や温度管理は徹底されていました。
 レタスほ場では300坪に8000株の機械植えされたレタスが収穫期を迎えていましたが、数日前の霧で菌核病を発症し、廃棄予定の大量の株も目の当たりにしました。
 生産者と消費者に行政関係者も加わり、意見交換会がありました。JA全農さいたまとJA埼玉ひびきのでは、耕作地や就農人口が減少する中で、「近いがうまい埼玉産」をキャッチコピーに、生産地でも消費地でもある埼玉県の需給と価格の安定のために熱心に取り組んでいました。
 そのほか新規就農者の教育支援、契約栽培、通年供給される野菜、旬の野菜の栄養価についてなど、意見交換も活発に行われました。

キュウリの選果場 レタスほ場で

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