484号(16年12月)

北方領土返還要求 中央アピール行動

日比谷から銀座までアピール行進

 根室市、別海町、中標津町、標津町、羅臼町で組織された「北方領土隣接地域振興対策根室管内市町連絡協議会」(北隣協)の主催で、北方領土返還要求中央アピール行動が12月1日に行われ、全国から500人が都心に参集しました。今年で11回目です。

鶴保庸介大臣
 出発式には雨も上がり、長谷川俊輔根室市長は主催者挨拶で、「12月15日に山口県で行われる日ロ首脳会談など、日ロ平和条約の締結に向けた情勢はヤマ場を迎えたと感じている。この絶好の機会を逃さず、領土問題の解決に前進してほしい」と話されました。
 鶴保庸介沖縄・北方担当大臣は、「戦後70年以上経ち、北方領土問題が風化しつつあるという危機を回避するため、ホームページを立ち上げるなど啓発を行っています。ロシアとの首脳会談を前に『今度こそは』という思いを多くの方が感じています。それを国民運動としてわれわれの思いを発信していきましょう」と挨拶されました。
 出発式の最後に、択捉島の元島民、84歳の長谷川ヨイさんが宣言しました。「島を奪われ71年、海の向こうの近くて遠い故郷が一日も早く戻ってくることを望み、運動を続けてきました。怒りと無念の思いを今日は希望に替え、北方領土問題の早期解決を声に上げ、力強く行進します」
 日ロ首脳会談を直前に控え、昨年まで行われていた「島を還せ!」という掛け声と鉢巻き・たすきが今年は取り止めになりました。イチョウの金色がまばゆい日比谷公園から約2・2キロ、銀座の街を、全国から集まった元島民や返還要求運動関係者が、「日ロ首脳会談を成功させよう!」「北方領土問題解決の機運を盛り上げよう!」とシュプレヒコールをくり返し、旗を振って行進しました。


→北方領土問題