482号(16年10月)

全地婦連の皆様のご支援に心から感謝申し上げます(熊本県)

思いやりの心が詰まった全地婦連の皆さまの募金ありがとうございました。

熊本県会長 東家 武子

 熊本地震にあたりましては、全地婦連の皆さまの物心両面にわたるご支援の数々、誠にありがとうございました。敬意と感謝を申し上げます。
 あの嘘のような衝撃から5カ月、これでもかと苦しめられた余震もほぼ収まってきたかのように思います。おかげさまで、国の支援もインフラ整備から農商また教育施設や歴史文化的建物など、膨大な復興費用を優先順位を精査しながら、県はすすめています。
 まだ緒についたばかりで厳しい長い道のりですが、明るい光が与えられています。また、一般の皆さまからいただいた県庁への募金も、公平公正な規準で有効活用されていくものと信じています。

まず、命は守った!

震度7を2度受けた益城町
折れた電柱=益城町で

 さて、当会は発震後直ちに会員の安否確認を行い、全員無事、命は守ったという各郡市からの報告を受け安堵いたしました。しかし震源地やその周辺においては家屋の倒壊、道路寸断、通信網不通、避難先不明などで、最終確認に各地区の役員さんたちの心配は予断を許さない日が続きました。
 日が経つにつれ落ち着き、携帯電話、LINEなどの力が発揮され本人たちとの連絡が正確にとれたのは5月に入ってからでした。住居については今、最終まとめ中ですが、被災の多さに、地震の恐ろしさをあらためて痛切に感じているところです。
 このたびいただいた会員一人一人の思いやりの心が詰まった全地婦連の募金は、今後熊本がいかにこの災害を乗り越えて“命を大切に”「地域づくり 人づくり そして 自分づくり」の目的を達成するため、元気で仲よく、さらに発展的な会作りに活用させていただきたいと考えています。
 被災してはじめて分かった全国津々浦々から教えていただいた絆の強さと心のひだの温もり、これこそまさに婦人会の底力の魅力でありました。ありがとう、皆さま。

 最後に今般各県宛てに、地元新聞社が特別出版した「熊本日日新聞特別縮刷版平成28年熊本地震1カ月の記録」(254頁)=写真=を送付いたします。
 避けられない天災ですが、いかに防災・減災の可能性に挑戦することが大切かを、この冊子で読みとっていただき、各県で実行なさいますよう切にお願いするものです。
 これからもこの経験を伝え続けることが、お世話になった方々への感謝を忘れないこととも思っています。

→地域社会