481号(16年9月)

地域活動ニュース(鳥取)

「はなみの森」の椿油

東伯郡花見地域婦人会
会長(鳥取県副会長)会見裕子

すり鉢で椿の実をする園児たち

 1929(昭和4)年に設立した花見地域婦人会は、平成21年に80周年を迎えました。椿の山「はなみの森」は昭和18年から会員の手で植林し、下草刈りや間伐などの手入れをして守り育てています。
 椿の遊歩道は地域住民の憩いの場となっています。花を愛で実を取り、毎年植林しながら椿油を絞ります。
 長年保育所との交流事業として山を守りごみを拾い、川の浄化に園児とともに汗を流し、地球温暖化防止、環境保全に取り組んでいます。生活発表などで子どもたちは「椿ってすごいなぁ」とミュージカルを発表し、幼い頃から川や池をきれいにする精神が育まれています。

大きなすり鉢で油搾り

 秋になると椿の実を収穫し、すり鉢ですり、昔ながらの作り方で油を搾ります。園児と一緒に搾りたての油で会食をします。野菜を妙めウィンナーソーセージを焼く。子どもたちはいい香りの中で、大喜びします。
 会員はこの交流を大切に守り育てています。椿油は髪につけたり、肌荒れにも。アトピーの子どもにも喜ばれています。毎年、心待ちにしている愛用者にも届けます。
 美しい東郷池を守り、地域の養護施設や老人介護施設の皆さんとの交流会にも参加し、春夏秋冬の祭りには、地産地消の料理でおもてなしをします。地域を愛し、子どもたちを守る活動を今後も続けていきます。

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