478号(16年6月)

2016年度年次理事会開催

全地婦連年次理事会
=5月25日、全国婦人会館
柿沼会長から熊本県東家会長に
目録を贈呈

 全地婦連2016年度年次理事会が、5月25・26日に全国婦人会館で開催されました。15年度の事業報告、決算報告、監査報告が承認され、16年度の事業計画案、予算案が審議され、原案通り承認されました。

1425万円余の義援金を熊本県へ

 議事に先立ち、4月14日に発生した平成28年熊本地震に対し、4月18日から加盟団体に募金を呼びかけ、5月24日までに集まった1425万7103円の目録を、全地婦連柿沼会長が熊本県東家武子会長に贈呈しました。この中には株式会社ちふれ化粧品からいただいた義援金、300万円も含まれています。
 東家会長は、「今日こうして皆さんとお会いできたことを幸せに思います。発災以来、全国の婦人会の皆さんから励ましの言葉や支援品などをいただき、婦人会組織を心強く思いました。炊き出しを要請され、会員も皆やりたい気持ちでしたが、会長として会員の命を守ることを第一に、余震が続く中ではやらないという決断をしました。防災学習会は何度も実施してきましたが、今後はもっと緊張感を持って取り組みます。九州大会・ブロック会議は開催したいと考えています」と、話されました。
 支援金はまだ集められています。6月末までは全地婦連でお預かりし、随時お届けいたします。

2016年度の主な取り組み
全国大会は10月20日・21日にさいたま市で

 今年度全地婦連は、昨年度に続き、「全国が手をつないで、今こそ婦人会〜確かなくらしの安全網と心あたたまる元気な地域社会の実現に向けて〜」を基本キーワードに、さまざまな事業・課題に取り組みます。
 第64回全国大会は、埼玉県さいたま市大宮ソニックシティで、10月20・21日に開催します。21日には、ノーベル生理学・医学賞を受賞された北里大学特別栄誉教授の大村智博士の記念講演を予定しています。また、全国大会に合わせ、中華全国婦女連合会の皆さんをお招きする予定です。
 ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名に協力することも承認されました。
 ブロック会議は、7月9・10日に石川県で行われる中部ブロック会議につづき、全国7カ所で行います。
 幹部研修会は、11月28・29日に独立行政法人国立女性教育会館で開催します。北方領土問題など、充実した研修会にむけて、テーマの選択など今後検討していきます。
 「製品安全セミナー」は全国10カ所で、「防災学習会」は34カ所、「標準化セミナー」は10カ所、「元島民の北方領土を語る会」を9カ所で実施します。
 「昆布料理講習会」は、全国23カ所で計画中で、現在、歯舞漁協と調整中です。
 「全地婦連」5月号(第477号)でもご紹介した、「子供の未来応援国民運動」について、協力していくことを確認しました。
 また、これまで長く全地婦連のバッジを製作していた会社が後継者に恵まれず、6月末で営業を終了することが報告されました。終了前に1万個の製作を依頼しています。この在庫に限り、現在の価格で販売できます。全国大会、県大会用などに購入を検討している加盟団体には、早めのお申し込みをおすすめします。

 議事終了後、ちふれ化粧品の佐藤善昭取締役営業本部長をはじめ、16人の営業担当者が一言ずつあいさつをしました。
 今後も各県の担当者と連携をとりながら、ちふれ化粧品の販売を拡大していきましょう。

新しい気持ちで頑張ります
全国が手をつないで、今こそ婦人会

正副会長と常任理事の皆さん
ちふれの営業担当者も出席

2日目は役員選出

 2日目は役員選挙が行われ、柿沼会長が再選されました。今年度から副会長は選挙区ごとの選出となり、第1選挙区(北海道・東北ブロック)=中田和子(北海道)、第2選挙区(関東ブロック)=外石栄子(新潟県)、第3選挙区(中部・近畿ブロック)=岩田繁子(富山県)、第4ブロック(中国・四国・九州ブロック)=野田法子(香川県)の4名が選出されました。
 常任理事はブロック内の互選により、北海道・東北ブロック=小玉喜久子(秋田県)、関東ブロック=中條智子(長野県)、岩崎康江(静岡県)、中部ブロック=竹中昌子(岐阜県)、近畿ブロック=梶田淑子(三重県)、中国ブロック=林登季子(山口県)、四国ブロック=藤田育美(徳島県)、九州ブロック=東家武子(熊本県)の8名に決まりました。
 監査は、中野璋代(滋賀県)、小林洋子(島根県)、飯田和子(千葉県)の3名に決まりました。
 どうぞよろしくお願いいたします。

活動の歯車を前進させて

就任ごあいさつ
全地婦連会長 柿沼トミ子

柿沼トミ子会長

 3・11の東日本大震災から、早や5年が経過しております。被災者の皆さまの暮らしがまだまだ以前のように戻っているとはいえない状況にもあります。そのような中、昨年は一級河川鬼怒川の決壊、そして今年は、4月14日からの九州の地震と、思いもよらぬ災害が発生しております。
 地震列島に住む私たちにとっては、あり得ることと思わなければならないのかもしれません。地球の時間軸と人間の一生の時間軸は比較になりませんが、これからの暮らし方の心構えの覚悟を求められることになります。
 折しも、この4月1日から、女性活躍推進法が施行となりました。少子高齢社会の中、次世代に希望ある日本社会をバトンタッチするためにも、特に私たち女性の活躍が期待されております。一億総活躍が求められ、地方創生が日本活力のキーワードとなっている今、地域社会の中心となって活動してきている婦人会の出番です。
 私は婦人会の強みは、行動力、実績に裏付けされた信用力、そして人材力と考えます。国全体が少子高齢社会となっている現在、国をはじめとする行政や自治会、若人の団体等と連携を強めていくことが欠かせないと認識しております。
 全国の理事の皆さまとともに連携し、婦人会活動での歯車を前進させてまいりたいと考えております。「今こそ婦人会、やっぱり婦人会」です。皆さまの力を貸してください。よろしくお願いいたします。

副会長就任に当たって

新たな気持ちで
北海道会長 中田 和子

 4人の副会長の1人として、北海道・東北地域から選任していただきました。3期6年の任期のうち、最後の2年間を、新たな気持ちで、皆さまの全地婦連への思いを真摯に受け止め、会長を補佐する職責を務めてまいりたいと存じます。
 多様化する現代社会の中、国の一億総活躍社会の目標のもと、女性の活躍推進法が施行され、女性がその力を発揮することで豊かな国作りを目指す基本的な方針も打ち出され、女性の力が必要とされております。
 全国のすべての県に会員がいる女性のネットワークを持つ、全国唯一の全地婦連です。今年度の基本キーワード、「全国が手をつないで、今こそ婦人会〜確かなくらしの安全網と心あたたまる元気な地域社会の実現に向けて〜」を、具現化するための努力を、皆さまとともに進めてまいりたいと存じますので、ご指導、ご助言を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

組織存続の大切さを
富山県会長 岩田 繁子

このたび全地婦連役員改選に当たり、第三選挙区理事の皆さんの推挙を賜り、再び副会長の重責を担わせていただくことになりました。
 今、私たちをとりまく環境は、景気浮揚、地方創生といった未来志向の政策目標と高齢化と人口減少、地球環境の悪化と異常気象、相次ぐ大震災の発生等の現実への対応のはざまにあり、未だかつて経験したことのない多くの課題に遭遇しています。
 これらの諸課題への対応の根幹は、私たち自身の自己啓発と実践、地域の絆と連帯、女性の活躍にあると指摘、期待されています。
 先人の方々が婦人会組織に懸けてこられた努力と活動の原点に思いをはせて、全国の会員の皆さんと手を取り合って、改めて組織存続の大切さを訴え、地道に活動を続けさせていただきたいと思います。
 何卒ご指導を賜りますよう、お願い申し上げます。

地域は私たちで
香川県会長 野田 法子

 まず、このたびの熊本・大分地方の大地震で被災された皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。
 風光明媚、ことに水に恵まれた熊本は、地下水で水道水が賄えるという、水不足で長い間苦しんできた香川県民にとっては夢のような話で、お茶もコーヒーもとてもおいしかったことを覚えています。一日も早い復興を願うばかりです。
 今回、中国・四国・九州ブロックの皆さまのご推挙により、副会長の役務をいただき身の引き締まる思いでおります。
 広域にわたりますので、皆さまの連絡調整、ネットワーク化を図るため、微力ながら頑張りたいと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 東京圏への一極集中はさらに激しく、地方の私たちは、少子高齢過疎化の波にも慣れっこになって、「地域は私たち“よろずやおばさん連”が守らねば」と、結構元気で活動しています。言わせてもらえれば「地域婦人団体の活動なしに地域創生なし」ですよね。

若い世代の声を
新潟県会長 外石 栄子

 関東ブロックの皆さんから推挙していただき、副会長に就任いたしました。伝統ある全地婦連の執行部の一員として、会長を支え、前向きに活動に参加していきたいと考えています。
 会員の思いを組織に反映し、着実に推進したいと思っていますので、どうぞ遠慮なく声をお届けください。
 急激な少子高齢社会の到来により、会員の高齢化は避けられない状況です。そこでこれからは、若い世代の声を反映できるような活動の取り組みを考えなければなりません。
 みんなで知恵を出し合い、さまざまな年代の人を取り込む工夫をしませんか。子育て世代の人と話し合う場を積極的に取り入れ、その声の中から私たち婦人会のさらなる出番を見つけませんか。できることはいっぱいあるはずです。
 「今こそ婦人会!」です。活動を進めながら、次世代にバトンを渡す工夫をしたい、それも役目と思って副会長の任に当たりたいと思います。よろしくお願いいたします。