477号(16年5月)

お花見平和のつどい2016(東京)

東京地婦連が植樹した
八重紅大島桜は満開

 東京地婦連の活動の一つに「お花見平和のつどい」があります。1996年12月、熊野灘の海底から引き揚げられた第五福竜丸のエンジンを、都立夢の島公園に展示されている第五福竜丸(140・86総トン)と再会させようと、「第五福竜丸エンジンを東京・夢の島へ」の都民運動に加わりました。和歌山県から東京都まで12・5トンのエンジンは、各地で展示しながらひと月ほどの旅をつづけ、2000年1月には「第五福竜丸お帰りなさい集会」が開かれ、船体とエンジンは31年ぶりに再会しました。これを契機にお花見平和のつどいが開催されましたが、各団体の高齢化も進み、今回で区切りをつけることになりました。

 谷茂岡会長の開会宣言

 戦争も核兵器もない21世紀を願い8団体が集まり、東京地婦連が八重紅大島桜を記念植樹し「お花見平和のつどい」を毎年4月に開催してきましたが、各団体とも高齢化が進み、残念ですが一同が集まる「お花見」は今回で区切りをつけることになりました。
 かたちは変わっても、核兵器のない平和な世界への思いはこれからも続けていきましょうと、第15回お花見平和のつどいの開会を、谷茂岡会長が力強く宣言しました。

 みどりの銀行最後の植樹
 八重紅大島桜

 東京地婦連は「桜を植樹して」を映像で報告しました。「東京に豊かな緑を、あなたもみどりの銀行にご参加ください」と1973年から27年間活動を続けたみどりの銀行は、都内に2万4600本を植樹しました。
 最後の植樹は2000年1月に、都立第五福竜丸展示館の隣にエンジンが設置されたのを機に植えた八重紅大島桜。潮風に強く薄紅色の花びらです。16年の月日が流れ、幹の太さは86センチにもなり、今年も見事な花を咲かせました。
 その後各団体から核兵器廃絶運動の報告があり、東京地婦連からは端山純子さんが担当した「平和を祈る折り鶴コーナー」を、エピソードを交えて報告しました。
 私たち8団体は戦争も核兵器もない平和な21世紀を願って、第五福竜丸から平和を発信する連絡会を作り「お花見平和のつどい」を開催してきました。
 これからもそれぞれの団体が、誰もが安心して暮らせるまちを構築するために活動を続けていきましょう。皆さまとともに活動した日々に感謝します。

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