476号(16年4月)

地域活動ニュース(青森)

特殊詐欺防止運動で寸劇を披露

青森県会長 向井麗子

向井麗子会長
 昨年暮れのことです。青森県消費者協会から特殊詐欺防止運動の協力を依頼されました。チラシ配布や抽選のお手伝いぐらいならと引き受けましたが、特殊詐欺場面の寸劇も要請されたのです。
 冬将軍到来に年の瀬で、会員は皆多忙です。引き受けてから台本もないと分かり、急いで警察署に行って詐欺の実態や金融機関の状況などを聴き、県内の実態に合わせた台本を作り、平内町防犯協会女性部有志の応援も得て、ようやく8人の出演者も決まりました。
寸劇「ATMを使用した犯罪」
 寸劇のテーマは「ATMを使用した犯罪」。高齢者、特に女性に焦点を合わせ、15分で演じました。たった3日間の練習で本番でしたが、悪質商法にだまされない、賢い消費者であってほしいとの願いを込めて熱演です。青森弁を取り入れ、扱う小道具も工夫。特に訴えたいことは横断幕で示し、観客にも一緒に読んでもらうという手法で、防止活動の効果を期待しました。
 便利さに追い風を受けて増え続けるカード類の利用、携帯電話、スマートフォンなど、使い分けがきちんとできなければ思いがけない落とし穴があるという現実を認識し、冷静沈着な判断力を備えた消費者育成が急務であり、それには継続的な活動が必要であると感じました。
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