476号(16年4月)

男女共同参画会議・「地域を守り担う人」を忘れないで

柿沼会長

 3月15日、総理大臣官邸で男女共同参画会議が開かれ、全地婦連の柿沼トミ子会長が出席しました。

 会議では、昨年12月に閣議決定された、「第4次男女共同参画基本計画」に掲げた成果目標の達成に向け、各般の施策を着実に実施していくために策定する「女性活躍加速のための重点方針2016」に盛り込むべき検討方針が議論されました。
 この「重点方針2016」は、「基本計画」の策定と「女性活躍推進法」の本格施行後初めて策定されるもので、(1)長時間労働等の働き方や男性の家事・育児等への参画が進まない現状等の変革(2)積極的な女性の採用・育成・登用の促進(3)困難を抱えた女性の安全・安心な暮らしの実現‐‐の3点を中心に、重点的に進めるべき具体策を盛り込みます。
 議論の中で柿沼会長は、次のように発言しました。女性活躍推進法ができ、非常に明るい希望を持っている。農業に関しても、女性の参加促進が叫ばれており、女性たちも気持ちはとても前向きになっている。しかし現場ではまだまだ意識改革が進んでおらず、女性が勉強や視察に行きにくい状況もあるため、官の権威でバックアップをしていくことは非常に力強い後ろ盾になると思う。
 また、働く女性だけでなく男性も含め、日本全体として労働時間短縮が進んでほしい。103万、130万の壁をなくすための中小企業支援も強めていただきたい。
 私たち婦人団体は沖縄から北海道まで、現場の地域に密着してそれぞれが活動をしている。働いてお金を得る人だけが輝く社会ではなく、地域を守り、地域を担う人たちの無償のボランティア活動が十分に認められる、そこにも輝く社会があるということも忘れないでいただきたい。

→男女共同参画社会の実現