472号(15年12月)

北方領土返還要求中央アピール行動

 小春日和の12月1日、都内で北方領土返還要求中央アピール行動が実施され、元島民や県民会議の支援者など全国から500人が集い、「北方領土は日本の領土だ!」「四島を返せ!」とシュプレヒコールをくり返しながら、銀座周辺の2・2キロを行進しました。各都道府県の県民会議からも婦人会員が多数参加しました。

四島を返せ!とアピール行進 歯舞漁協も新宿西口に出店
島尻安伊子大臣

 1945年12月1日、当時の安藤石典(あんどう・いしすけ)根室町長が、連合国最高司令官マッカーサー元帥に対し、北方領土の返還を求める陳情を起草したのが返還要求運動の原点です。
 平成19年、戦後60年を経過しても、領土問題解決に向けた一筋の光すら見えないことに、返還要求運動の原点の地である根室地域の住民の強い憤りといたたまれない気持ちから、東京に出向き、自らの手で返還への思いを発信しようと、一大決心して上京、声をあげたのが、アピール行進の始まりです。今年で10回目になりました。
 出発式に際し島尻安伊子北方対策大臣は「政府は北方領土問題の最終的解決に向けて強い意志を持って外交交渉を進めている。若い世代に対する広報・啓発活動にきめ細かに取り組み、すそ野の広い返還要求運動の推進に全力で取り組みます」と決意表明しました。
 一方、新宿駅西口地下広場イベントコーナーでは12月1日から3日まで北方領土展が開かれ、北方領土の歴史や四島交流のパネル展示、クイズラリーなどで街頭啓発が行われました。1市4町の物産展には歯舞漁協も出店、大勢の人で賑わっていました。