471号(15年11月)

災害に強いLPガスについて学びました(奈良)

奈良県会長 中島祐子

 いざという時に備えあれば憂いなし、LPガスの有用性をみんなで知って安心な暮らしをと、9月18日に近畿地方液化石油ガス懇談会が大阪市ブリーゼプラザで開催されました。
 LPガスがわが国に登場して間もなく60年、それまでの家庭用燃料は薪炭・練炭・豆炭などの固形燃料が主体でしたが、利便性が高く持ち運びが容易でクリーンなガス体エネルギーとして、昭和30年代初め、LPガスは爆発的に普及しました。
容器に充填したLPガスを各戸に配送する「分散型」供給で、大震災の時にも一戸単位で迅速な供給ができ、いち早く完全復旧を果たしました。
災害に強いエネルギーです。
 東日本大震災時には津波で建物が損壊、流されたものを除いて約3週間で大方が復旧したそうです。防災の拠点にこそLPガスを、公共施設、指定避難所、病院、学校へのLPガス設備導入が災害対策に有効といえるでしょう。今後の課題として、都市ガスエリアのLPガス設備導入が期待されます。
 今、家庭の節電、省エネが求められています。その合言葉はカット(電力使用量を減らす)、シフト(ずらす。13時から16時の使用を避ける)、チェンジ(省エネ製品に切り替える)であること、一酸化炭素は無色無臭で有毒であり、安全・安心にガス機器を使う時は、窓を開けるなどして換気する、給気と排気が必要であることなど、LPガスの特性を詳しく解説していただきました。
 委員からは地域の実情や活動報告など、意見交換が行われ、あらためてLPガスは災害に強い、最後のとりでのエネルギーであることに高い評価を得ました。