471号(15年11月)

地域活動ニュース(福岡)

「さげもん」の華飾り
柳川市地域婦人会連絡協議会 会長 竹井澄子

 福岡県柳川地方で、初節句に「さげもん」飾りを贈る風習は、江戸末期頃に始まったといわれています。女の赤ちゃんが健やかに幸せに育ってほしいとの願いを込めて、祖母や母親、親戚や友人が、着物や端切れ、布団の残り布などを利用し、縁起物を作って贈ります。7本の糸に細工物と鞠(まり)を7個ずつ、中央につける2個の鞠を合わせて51個取り付けます。
 今年も第21回さげもん祭りが、2月中旬から4月3日まで開かれました。1月下旬のさげもん展示即売会から始まり、祭りの期間中、16万3000人ほどのお客さまが訪れました。
 婦人会では年間13回、参加費無料で手まり細工物講習会を実施し、伝統工芸の作り手の育成に取り組んでいます。4、5年もすれば技術も上達し、立派に即売会に出店できるようになり、出品は婦人会員だけなので、「婦人会に入ってよかった」「楽しくて、勉強になる」と好評です。
 こんな私たちの力作ぞろいのさげもんです。ぜひ、早春の水郷柳川へお出かけください。
展示即売会の会場に吊るされたさげもん
婦人会の細工物講演会