471号(15年11月)

四国ブロック会議(徳島県)

今こそ婦人会やっぱり婦人会 四国ブロック会議に165人参加

四国ブロック会議=徳島市グランドパレス徳島
 10月15日・16日に、徳島県徳島市のグランドパレス徳島で四国ブロック会議が四国4県の代表、165人が参加し開催されました。開会式で中田和子全地婦連副会長は、地域に根ざした活動を次の世代にどう引きついでいくか、創意工夫が必要で「今こそ婦人会、やっぱり婦人会」の精神で活動していこうと呼びかけました。

 飯泉嘉門徳島県知事は、地方創生なくして国の創生などありえない、徳島県では特に女性の活躍を促進し、審議会での女性の割合でも全国一であると話しました。
中田和子副会長
 続いて四国4県の代表が「地方創生」に関連して、各地域での取り組みを発表しました。香川県の白川サヨ子理事は「学校・地域・家庭をつなぐ子育て支援と婦人会」、高知県の大崎章代副会長は「高知家の家族会議」、愛媛県の三好康子会長は「心あたたまる元気な地域社会に向けて」、徳島県の秋成ふみよ副会長は「地域が元気に〜婚活パーティ〜」と題して報告しました。
 指導助言は、徳島県政策創造部地方創生局地方創生推進課の鈴江有里主任。それぞれの地域性を活かした活動が評価されました。
 二つめの研究協議は「地域防災」について。司会は、徳島県教育委員会生涯学習政策課の岩野泰典社会教育主事、指導・助言は徳島県防災人材育成センター稲井悦子課長補佐でした。香川県高松市の吉田静子副会長は「女性防災会議の活動と避難所運営ハンドブックの作成」、高知県の古味美千子運営委員は「南海トラフ巨大地震対策〜そなえちょき!〜」、愛媛県の川崎美代子副会長は「自然災害に向けての学習」、徳島県の吉成由美子副会長は「地域防災について」、それぞれの活動を紹介しました。南海トラフ地震が予想される中、いかにして具体的に役立つ対策を実施するか、それぞれの創意工夫が報告されました。
阪根健二さん
 その後は、国立大学法人鳴門教育大学大学院学校教育研究科の阪根健二教授が、「地域防災を考える」と題して講演しました。
 東日本大震災で児童の被害が大変に少なかった釜石小学校の事例を紹介し、個々の児童の判断の重要性を訴えた教育の成果であったこと、それに比し石巻市の大川小学校の悲劇は、ここには津波は来ないというさまざまな思い込みが起こしたことを示しました。
 防災・減災は、当事者意識・災害イマジネーションがあるかないかで決定的な差が生まれるとし、(1)想定は最大級で考えそこから始めよう(2)情報伝達の経路や方法を確立しておこう(3)地域の防災リーダーを育てておこう(4)必要な物資や資材を貯蔵しておく、避難訓練のあり方を再考する(5)日常の地域活動に積極的に参加(6)地域文化を意識する(7)あきらめない防災の重要性について、たくさんの災害前後の写真や資料を交えて、わかりやすく話してくださいました。
 2日目は笑いヨガのアトラクションの後に会長報告会。昨年からの1年間の各県の活動について、また、最近の全地婦連や四国ブロックの動きについて、香川県野田法子会長、高知県佐々木香代子会長、愛媛県三好康子会長、徳島県藤田育美会長が報告しました。
藤田育美徳島県会長
 続いて、昨年及び本年、北方四島ビザなし交流に参加した徳島県の藤田育美会長、吉成由美子副会長、矢野壽美子理事、美馬市の大館ツヤ子理事から映像を交えて報告が行なわれました。現在の北方四島の現状や交流の様子が率直に紹介され、今後の運動の方向性が示される大変に有意義な報告となりました。
 最後に、次回開催の香川県から「皆さまのおいでをお待ちします」と挨拶があり、中身の濃いブロック会議の二日間は終了しました。