469号(15年9月)

全地婦連事務局長と消費者委員会委員を終えて

前事務局長 夏目智子

 私は2009年9月1日から6年間、静岡から東京に居を移し、加盟団体の活動を支える仕事をさせていただきました。各県の会長はじめ役員・会員の皆さまにお目にかかる機会をいただいたことは大きな喜びであり、女性の力が地域を活性化しているとの思いを改めて実感いたしました。
 この間全地婦連では、創立60周年記念大会、全国婦人会館では会館建て替えなど、大きな出来事があり、関係各位のお力をいただき、微力ながら前に進めさせていただきました。
 また、私は地域で暮らしをよくするために幅広い活動をしている女性団体の全国組織を母体として、地方の課題や声を届ける役目をいただき、消費者委員会委員を2期4年務めさせていただきました。
 私が消費者委員会に関わり、種々の課題に取り組むときのキーワードは二つありました。一つは消費者目線とは何かを問い続けること、もう一つは行政の縦割り、隙間をなくすこと、これを念頭に置き、多岐にわたる消費者問題の解決に向けて歩んでまいりました。
 消費者庁・消費者委員会が発足して以来、地方消費者行政を充実させる施策がなされ、成果も上がっている一方で、地方自治体の温度差は歴然としており、地方創生の掛け声は高いものの、内実は財源も含めて課題山積です。
 今後、全地婦連は長田三紀事務局長が就任し、消費者委員会委員も引き継ぎますので、地方の現場の声を真摯に聞き、更なる全地婦連の発展と地方消費者行政の充実に取り組んでいただきたいと希望いたします。
 このたび全地婦連の事務局長を退くにあたり、皆さまからいただいたご指導・ご鞭撻に心からお礼を申し上げます。