469号(15年9月)

「平成27年度家庭教育研究集会」(富山)

ネット社会における家庭教育
富山県婦人会 理事 大井千津子

「駄目なことは駄目」と講師の上坂博亨さん

 7月18日、富山県婦人会は平成27年度家庭教育研究集会を県教育文化会館で開催しました。岩田会長の開会挨拶の後、富山国際大学の上坂博亨現代社会学部教授の「インターネットとの上手な付き合い方」の講演がありました。
 ネット社会の進展とともにさまざまな問題が生じていることから、子どもたちを危険から守り、健全な生活を送らせたいとの願いから、私たち自身がネット社会の現状と正しい使い方を理解しようと開いたものです。
 講演で基本的な言葉の意味や利便性、危険性について学びました。「投稿した書き込みは世界中の人の目に触れ、二度と消せない」「掲載した写真にはたくさんの個人情報が書き込まれており、犯罪につながる可能性もある」などの説明に、驚きの声が上がりました。しかし「怖いから使わない、使わせないというのではなく、限界を知って正しく使うことが大切です」の指摘に、学び続けていくことの必要性を感じました。
 講演後の分散会・全体会では、ネットに関する悩み、対策等について話し合い、「現実で駄目なことはネットの世界でも駄目と毅然として教えていくことが大切」と助言をいただき、子どもたちの接し方について示唆を得ることができました。
 最後に、県教育委員会生涯学習・文化財室家庭成人教育班長の君波敦子さんから、家庭内でネットに関するルールを作って取り組んでほしいとアドバイスをいただき、学んだことを各市町へ持ち帰って伝えていこうと話し合いました。