467号(15年7月)

北方領土返還要求 80万の署名を持って国会請願


 6月15日、北方領土返還要求のために全国から集められた80万人の署名簿を携えて、参議院と衆議院への国会請願、政府要請を実施しました。国会請願では柿沼トミ子全地婦連会長(北連協副議長)が、衆議院で発言をしました。

〈発言内容〉  

 北連協は、北方四島の返還を求め、昭和43年に設立された青年・婦人・労働その他の団体が加盟している民間の協議会です。加盟団体は、現地視察をはじめ団体の特色を活かした幅広い国民運動を推進しております。
 北連協は署名活動をはじめ、納沙布岬の北方領土返還祈念「四島(しま)の懸け橋」の建設や2月7日「北方領土の日」に東京で開催する全国大会の開催など、常に返還要求運動の中心的な役割を果たしており、北方四島ビザなし交流に参加し、島に在住するロシア人の方々との信頼関係の構築に努めております。
 私ども全地婦連は、北方領土水域で採取される歯舞昆布を料理し、食卓で母から子へ領土問題を語り合う取り組みもしており、加盟団体は、それぞれの特色を活かし、広範な返還要求運動に取り組んでおります。
 北方領土が占拠され70年です。しかし残念ながら、今なお、領土問題解決の兆しは見えず、返還要求運動の現場はいら立ち、疲れが出ております。継続していくには非常に厳しい現状におかれております。
 しかし、故郷に帰りたいと願う元島民の方々のお話を聞いて、私たちは今一度四島の返還を求める国民運動にしっかり取り組まなければと奮起しております。
 領土問題の解決は政府にしかできません。戦後70年の今年こそ、与党・野党の立場を乗り越え、北方領土問題の解決に向けて、日ロ交渉の加速にご尽力されますよう、切にお願い申し上げます。

 この日は、北方領土返還要求都道府県民会議全国会議会長の関マツ群馬県会長も出席、請願発言をしました。
 政府要請では、北方領土返還要求北海道・東北国民大会大会長の高橋はるみ北海道知事が安倍総理大臣へ「北方領土返還促進に関する要望書」を手渡し、安倍総理からは「強い決意で北方領土返還に取り組む」と決意の発言がありました。