465号(15年5月)

知ろう学ぼう北方領土(宮崎県)

宮崎県会長 谷口由美繪

 昨年夏の8月8日から11日までの4日間、宮崎県内の小中学生14人と保護者、教員、婦人会の総勢20人が、北方領土の「青少年・教育指導者研修会」の現地視察で、北海道根室市を訪れました。

四島(しま)のかけ橋で

 この研修は、北方領土学習の充実と後継者育成が目的です。納沙布岬を視察して、「北方四島交流センター」を見学、「ネイチャーセンター」での自然学習、元島民の方が切々と語るふるさとへの思いなど、貴重なお話も聴くことができました。目で見、肌にふれた研修は、北方領土返還への思いを強く感じた4日間でした。
 次世代に返還運動をつなぐ大切な事業だと思います。この研修に団長として子どもたちと関われたことに、感謝しています。


県内キャラバン隊活動

キャラバン隊

 宮崎県北方領土返還要求運動県内キャラバン隊活動は、2月9・10日の2日間、青年団、神道青年会、連合宮崎、婦人会の各代表を隊員とし、元島民の真下清さんも参加して、県庁玄関前で出発式。大勢の参加者に見守られて、宮崎市立大塚中学校へ向かいました。3年生の授業を参観し、その中に国後島から命がけで脱出した真下さんのお話もありました。
 「生きることは学ぶこと」「8月15日は終戦でなく敗戦」であることなど、実体験からにじみ出た説得力のある語りは、生徒たちを感動させました。きっと自分のふるさとに、自由に里帰りができる時代にという思いを、伝えたかったのでしょう。
 キャラバン隊は5市2町を訪問し、岸田文雄外務大臣のメッセージを首長に伝達し、北方領土返還の大事さを訴え、啓発活動に力を注ぎました。
 行き先々には婦人会の応援参加があり、隊長としてうれしく心強い限りでした。一日も早い北方領土の返還を願うものです。