465号(15年5月)

食品表示に関するアンケート調査を実施(北海道)

回答内容から見えてくるもの
北海道会長 中田和子

 北海道女性団体連絡協議会では昨年度、「食品表示について考える」アンケート調査を実施、全道の会員を通して1204枚配布し、1117枚の回答(男性13・9%、女性86・1%)を得ました。今回は、年々増加している輸入食品や不当表示問題等の製品表示の中から、より身近な食品表示に関して、知りたい情報は何か、どのような情報を重視し活用しているかを意識調査しました。

食品選択の基準

 全体的に「鮮度」「安全性」「消費期限・賞味期限」を重視する。輸入品が多く流通する時代ですから、「原産地・原産国」「遺伝子組換え食品」「農薬・抗生物質の使用といった添加物の有無」などを重視している人も多く、よく考えて、上手に日常生活で生かしていることが分かりました。

食品表示について

 表示文字が見にくい、情報が多く読みづらいので、言葉などは統一し、必要な事項を法的に定めてほしいとの回答や、トレーサビリティーの確立を求める回答もありました。

国産品と輸入品

 同じ品目で並んでいた場合、生鮮食品・加工食品ともに「価格にかかわらず国産品を選ぶ」が約60%、「多少の価格差なら国産品を選ぶ」が約40%でした。
 20歳代から40歳代は「多少の価格差なら国産品を選ぶ」、50歳代以上では、「価格にかかわらず国産品を選ぶ」との回答率が高く、20歳代から40歳代は「あまり気にしない」との回答もありました。

要望と意見

 「原材料表示や原産地の具体的な地名等の表示」「輸入食品の安全性については厳しい基準があってもよい」の回答の一方、「国内産の自給率を高め、地産地消のできる環境作りを進めるべきであり、消費者自身も価格にとらわれないことも大切」との意見もありました。
 日頃から食の安全確保に向け、地域活動に取り組んでいる調査結果が得られました。