464号(15年4月)

地域活動ニュース(静岡)

消費者保護事業講演会 事業者と協働で実施

静岡県袋井市 NPO法人ふぁみりあネット

袋井警察署員の寸劇=JA遠州中央袋井

 2月20日、ゆうちょ財団の事業として、中高年層を中心に多発している金融トラブル(振り込め詐欺)の未然防止に関する情報提供を目的に、講演会を開催しました。
 この事業にはJA遠州中央の全面的な協力を得て、職員研修としても実施していただきました。

「預手プラン」とは

 前半はJA遠州中央の袋井東支店長を講師に「振り込め詐欺防止に係る現場対応について」講演。金融機関の最前線にいる現場のお客さま対応と振り込め詐欺防止について、細かな説明を受けました。
 その中に、「預手プラン」の話がありました。「預手プラン」とは、静岡県警と県内の金融機関が預金小切手で対応する全国初の振り込め詐欺対策です。
 つまり現金と同じ扱いになる小切手こそ巧妙化した振り込め詐欺から現金引き渡し詐欺など金融機関から現金を下ろすのではなく、小切手を渡すことで詐欺を未然に防ぐとのことで、窓口では、高額の現金引き出しのお客さまには、「預手プラン」を進めているそうです。
 聞きなれない「預手プラン」という言葉の意味を理解し、振り込め詐欺防止の取り組みに関心を深めました。

警察官も寸劇を熱演

 後半は袋井警察署から4人の警察官を招き、「振り込め詐欺の現状と被害防止について」実例を交えながら話していただきました。続く生活安全課の警察官による迫真の演技は、笑いを誘いながらも、「振り込め詐欺はこうして起きるのだ」と、実感しました。
 毎日のように、振り込め詐欺の被害が報道されています。次つぎと新たな手口を使って狙ってくる振り込め詐欺から身を守るには、先ず「疑ってみること」、次に「本人に確認すること」、そして「誰かに相談すること」が必須です。
 決断を急がせる電話は要注意です。次はあなたやわたしが狙われているかもしれません。地道な啓発活動の大切さを再認識した事業でした。