464号(15年4月)

審議会報告
経済産業省産業構造審議会
液化石油ガス小委員会(山田久子幹事)

 3月11日 経済産業省別館で、第5回産業構造審議会保安分科会液化石油ガス小委員会が開催されました。
 内容はLPガス事故の発生状況、立ち入り検査の実施状況、トップヒヤリングなどについて、事務局から報告がありました。
 事故数は、今年度は前年度に比べ25件ほど減少したものの、死傷者数は、22人増加した。現象別ではやはり漏えいがトップで、次いで漏えいによる火災・爆発、CО中毒の順となっています。
 液化石油ガス販売事業者等保安対策指針については、全国の3分の1が高齢者世帯であるため、ホームヘルパーや地域の力も借りて見守っていく必要があり、その中には私たち地域の婦人・女性会の力も、重要なポイントを占めていると思いました。
 2020年に向けて目標設定が発表され、死亡者ゼロ、負傷者は25人未満を目指して取り組みを強化すること、一般消費者等に周知徹底し、保安意識を高めることが提案され、審議の上可決されました。
 また、液化石油ガス法等の保安規制について検討結果の報告があり、簡易ガス事業に係る保安の在り方では、簡易ガス事業に現在課せられる保安規制の手法・水準を維持することとなり、消費段階等におけるガス事業法と液化石油ガス法の保安規制の在り方においては、技術の進展・事故状況等を踏まえた規制の合理化を行うのが適当、との議論のとりまとめがされました。
 委員会の開催時間は2時間たっぷりあり、専門的立場やそれぞれの立場での活発な発言がありました。
 全地婦連としては、各家庭が火災やCО中毒を出さないために機器の正しい取り扱い、安全点検の重要性を皆さんに啓発することが大切であり、義務があるということを痛感させられた委員会でした。