462号(15年2月)

要請行動の一環で3大臣を訪問

全国大会での発言・決議を手渡す

 1月21日、柿沼トミ子全地婦連会長は、昨年10月19・20日に福島県会津若松市で開催した第62回全国地域婦人団体研究大会後の要請行動の一環として、石破茂地方創生担当大臣、有村治子女性活躍・男女共同参画担当大臣、高市早苗総務大臣を訪ね、全国大会での宣言・決議を手渡しました。

石破茂大臣
地域婦人会や女性会力の発揮に期待

左から田中朝子鳥取県会長、石破大臣、柿沼トミ子会長

 石破茂地方創生担当大臣の訪問には、田中朝子鳥取県会長、佐村知子内閣官房まち・ひと・しごと創生本部地方創生総括官補が同席しました。
 柿沼会長からは、地方創生には女性の力、特に地域で活躍する女性の力が不可欠であること、また、2014年度の補正予算で創設された「地方の積極的な取組を支援する自由度の高い交付金」に対し、かつてのばらまき交付金のようなものにせずに、達成目標を定め評価する仕組みを作りつつ、自由度の高さはそのまま維持してほしいと要望しました。
 石破大臣は自由度の高い交付金は、決してばらまきではない。産・官・学・金・労・住民のネットワークでまち、ひと、しごとの創生に取り組み、常に効果を検証しつつ改善していき、人口減少に歯止めを、という大きな狙いをもっている。
 地域の若い女性が元気になるためには、家族や地域の手助けが必要であり、その面からの地域婦人会・女性会の力の発揮にも期待しているとのお話がありました。

有村治子大臣
日本の高機能トイレ整備図る政策展開を

右から有村大臣、柿沼トミ子会長、中野璋代滋賀県会長

 有村治子女性活躍・男女共同参画担当大臣の訪問には、中野璋代滋賀県会長、武川恵子男女共同参画局長が同席しました。
 まず柿沼会長が、『全地婦連』1月号にご寄稿いただいたことについてお礼を申し上げ、加えて、全国の地域防災会議に、地域で常日頃から防災に取り組み、いざという時には欠かせない存在である地域婦人会・女性会の代表を委員として登用するよう、国として働きかけていただきたいと話しました。
 有村大臣は、今後取り組みたいのは「女性が快適に過ごせる空間づくり」とし、「トイレ」を挙げました。トイレは誰もが毎日何度も利用するもので、日本のトイレは世界的にも美しくて機能的と評価されています。
 それに比し、世界に目を向けると3割以上の人が安全で清潔なトイレを使用できていないという現実もあります。また、大規模災害ではインフラの壊滅により、トイレが大きなストレスになり、特に女性がハンディを負いました。
 そこで、日本の進んだトイレを世界に広げるとともに、国内の競技場等で高機能トイレの整備をはかるという政策展開を考えていますが、全地婦連はどのように考えますかという問いかけがありました。
 柿沼会長は、大賛成です。国土強靭化政策の中でも、災害時のトイレの整備は大きな課題であり、女性のトイレが快適に確保されることは、全ての人のトイレが快適になることにつながるので、地域婦人会としてもぜひ協力していきたいと答えました。

高市早苗大臣
過疎地や被災地の大事な拠点 郵便局のことはご心配なく

左から高市大臣、柿沼トミ子会長、及川公子幹事

 高市早苗総務大臣の訪問には、情報通信審議会郵政政策部会の委員を務めている及川公子幹事が同席しました。
 柿沼会長は、現在総務省で検討されている郵便事業のユニバーサルサービスの在り方について、特に過疎地域や被災地にとって大事な拠点になっている郵便局を、すべて守っていただきたいと要望しました。
 高市大臣からは、私の地元でもそう実感しています。郵便局のことはご心配いただかなくても大丈夫なようにしていきますと、大変心強い回答がありました。
 また、地域婦人会の活動については、常日頃地元でもご一緒していますと、理解を示され、「これからもみなさんで、地域活動を頑張ってください」とエールを送っていただきました。