460号(14年12月)

北方領土返還早期解決を求め、アピール行動

12月1日、雨の中全国から500人が参集
東京・銀座でアピール行動

小雨の銀座周辺をアピール行動
 雨模様の12月1日、北方領土返還の早期解決を求め、東京・銀座でアピール行動が行われました。元島民や各都道府県民会議の支援者など、全国から500人が参集しました。
 北方領土返還要求運動連絡協議会(略称=北連協)に加盟している全地婦連は事務局の2人が参加し、各都道府県の県民会議からも多数の婦人会の仲間が加わりました。このアピール行動は2006年から毎年行われ、今年で9回目です。
 終戦直後の1945年12月1日、当時の安藤右典根室町長がマッカーサー元帥に、「歯舞群島、色丹島、国後島および択捉島は、古くから日本の領土であり、物理的にも歴史的にも北海道に付属するこれらの小諸島を米軍の保障占領下に置かれ、住民が安心して生業に就くことのできるようにしてほしい」という趣旨の陳情書を取りまとめたことにちなみ、北方領土に対する国民世論の喚起高揚を目的としたアピール行動です。
山口俊一大臣
 出発式に出席した山口俊一沖縄・北方担当大臣は、「10月に就任後初めて根室・納沙布岬を訪問し、近くて遠い島を見て、日本全国民の問題として取り組む決意を新たにした。来年は戦後70年、元島民の高齢化が深刻で、次の世代に託していかなければならない。より一層若い世代に対する広報・啓発活動へのきめ細かな取り組み、関係団体との連携を密にしながら、返還要求運動に全力で取り組んでいく」と決意を述べました。
 参加者は、「北方領土は日本の領土だ!」「北方四島の世論を盛り上げよう!」などとシュプレヒコールをあげながら、銀座周辺を2キロほど行進しました。この時は雨も小休止、今後の外交交渉の進展を期待させる空模様になりました。
 2月7日の北方領土返還要求全国大会は、毎年東京で開催され、内閣総理大臣、各政党の代表、元島民、返還運動関係者などが出席します。来年は日比谷公会堂で開催されます。全国の皆さんの参加をお願いいたします。

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 北連協=北方領土返還要求運動連絡協議会の略称。北方領土返還の実現を目指して常時全国的な活動を行っている青年団体、婦人団体、労働団体その他各種団体からなる集合体として、昭和52年1月に組織されました。
 北連協には現在60数団体が加盟しており、北方領土返還要求運動に関する連絡、協議および各種情報等の交換などのほか、北方領土返還要求全国大会の開催、政府に対する要請、国会請願などを行っています。全地婦連は発足当初から参加しています。