459号(14年11月)

珠洲市で防災学習会

珠洲市婦人団体競技会会長 中板睦子
 平成26年度の防災学習会は10月10日、珠洲市産業センターで、139人が参加して開催しました=写真。
 まず、石川県エルピーガス協会のお話です。LPガスは地中に埋設されたガス管を通じて供給される都市ガスと違って、特に大地震での被害の復旧は短時間ですむこと、最近はマイコンメーターが器具に付いてガス警報器と連動し、長時間のガス使用時、消し忘れた時、ガス使用中に強い地震が起きても自動的にガスを遮断すること。家庭内事故の発生率は10万件分の26件で、非常に少ないということです。
 つづいて東日本大震災のビデオを見ました。岩手県釜石市で第1波からの津波襲来を記録したものです。10メートルの堤防を津波が越え、家屋、車、家具、樹木など、あらゆる物が流れ漂う街中を、大きな船が走るのを見て言葉を失いました。甚大な被害を前にして個人でできることは、出来るだけ早く逃げのびるしかないと思いました。
 次に、珠洲市役所危機管理室係長のお話がありました。大きな災害が発生した場合、国県市町村の対応(公助)だけでは限界があり、自助(自分で自分を守る)と共助(地域の結びつき。普段の様子を見る、声掛けをする)が、被害の拡大を防ぐ力となるということを話されました。
 能登半島地震から早や7年半という日が立ち、当時のことを忘れそうになっていましたが、この学習会を通し、改めて婦人活動を防災活動に役立て、日頃からの備えを大切にしたいと思い、有意義な1日でした。