455号(14年7月)

製品安全協会の評議員を務めて
(全地婦連幹事 井上耐子)

製品安全協会とは

 一般財団法人のこの協会は、消費生活用品によって生じた損害の補償を円滑に実施するための業務を行う経済産業省所管の法人で、(1)製品の安全性に関するSG基準作成(2)安全性の認証およびSGマークの表示(3)SGマーク付き製品の欠陥による人身事故の賠償措置(4)製品の安全性に関する試験や検査、調査研究、情報と資料の収集、提供(5)啓発と広報(6)製品事故に関する紛争処理(7)製品の安全性向上に関する国内外の機関との連携‐‐などの業務を行い、消費者の生命または身体に対する危害の発生防止と安全性の確保に努めている機関です。

SGマーク製品

 安全性の高い乳母車やベビーベッドなどの乳幼児用品や車いすや、つえなどの福祉用具、スポーツ、レジャー用品、脚立や湯たんぽなどの家庭用品、その他ヘルメットなど、SGマーク入りの製品は協会が定めたSG基準に適合したもので、万が一SGマーク付き製品の欠陥によってケガなどの人身事故が起きた場合は、協会が賠償する仕組みになっています。

意見の言える評議員にならなければ

 ところで、この協会の評議員は10人で女性は3人。この会が理事を選任しますが、8人中女性理事がひとりだったことを指摘し、ようやく2人になりました。
 また、情報を収集して会議に出席しますが、鳥取県内で刈払機(草刈り機)による事故が多発しているので、農業機械の安全性確保のためのSG制度の活用を数年前から提案していました。
 国民生活センターでは安全性について調査研究をしていましたが、製品安全協会理事長からは、「日本農業機械工業会と協議を進めたが、刈払機は農業機械安全鑑定制度対象品であり、SG制度の対象にすることに関して協力しがたいとの意見を受け、現状では断念しています」との回答を受けました。
 意見の言える評議員にならなければと、思っています。