450号(14年2月)

地域活動ニュース(静岡)

完食運動で食品ロス削減を
県内3会場で学習会 「もったいない」を取り戻そう

静岡県地域女性団体連絡協議会 事務局 望月 智美


西部会場は浜松市市民協働センターで開催しました=8月28日

 昨年度、ごみ減量について調査していたとき、廃棄物処理に詳しい専門家から「日本はたくさんの残飯を出している。残飯は飼料などに再利用されるから、残してもいいと勘違いしている」と、うかがった。
 そこで詳しく調べてみると、日本では年間1700万トンの食品廃棄物があり、このうち本来食べられるのに廃棄されているもの、いわゆる食品ロスが500万〜800万トンも含まれていると知った。
 そのことから、私たちの台所や食卓から率先して食品ロスを減らしていかなければならないという強い思いで、「完食運動」を静岡県地女連大会で発信することにした。
 今年度はそのスタート年度であり、まず会員が食品ロスの現状を把握し、食品ロスを減らす取り組みについて学ぶ学習会を、静岡県内の3会場で実施した。
 講師に農林水産省関東農政局の大石幸男さんを招き、「食品ロス削減に向けて〜もったいないを取り戻そう!」をテーマに講義をお願いした。
 まず、私たちが取り組むことは(1)買い過ぎない(2)作り過ぎない(3)賞味期限と消費期限を正しく理解する‐‐この3点であると学んだ。ドギーバッグ(持ち帰り容器)を持参し、「品質的に問題のない食べ残しは自己責任」と理解したうえで、持ち帰るのも効果的と判断した。
 来年度はステップ年度として引き続き完食運動を展開していこうと思う。「もったいない」を常に意識し、食品ロスを減らせるよう、これからも啓発していく必要があると強く感じている。