444号(13年8月)

鶏卵公正取引協議会から不適切な表示の事業者に、
改善の指導や照会

鳥取県連合婦人会会長 田中 朝子

 私が理事を務めている鶏卵公正取引協議会は、一般消費者が鶏卵を購入する際に、適正な商品選択ができるように、必要表示事項や、具体的な表示基準、特定用語の使い方のルールを決めた「鶏卵の表示に関する公正競争規約」の運営を行っています。
 協議会では、13年3月1日から6日に、全国で無作為に鶏卵51商品を購入し、(1)鶏卵の重量及び品質(2)ラベルの表示内容(3)栄養強化卵等の成分分析を行いました。
 調査結果は、5月11日に開催された会員証紙審査委員会で審議を行い、とりまとめました。不適切な表示としては、
(1) 必要表示事項のうち、「名称(鶏卵)」「使用方法」の表示がない
(2) 「天然ミネラル成分がいっぱい、女性にうれしい低カロリー、グルタミン酸含有量UP」と表示しているが、栄養成分の表示がない
(3) 「DHAは脳細胞の活性化に高い効果。EPA3は成人病の予防」等の表示があるが、栄養成分表示基準の5成分である、エネルギー、タンパク質、脂質、炭水化物、ナトリウムの表示がない。また、栄養成分について効能・効果等を表示しており、栄養表示基準上不適切
(4) ビタミンEの表示値に対し、試験分析値が大きく下回る
‐‐などです。
 調査の結果、表示内容等が不適切との指摘を受けた会員事業者に対しては、鶏卵公正取引協議会から文書で改善のための指導や照会などを行うほか、比較的軽微なものについては、口頭で改善を指導しました。
 全国すべての事業者が会員というわけではないので、今回の調査で不適切表示を指摘された会員外事業者に対しても同様の要望を行い、また、公正競争規約についての周知等も行われました。
 私たちも鶏卵の表示に注目し、問題がある場合には、指摘の声を上げていきましょう。

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