新着情報

440号(13年4月)
家庭用品等における中毒事故に係る意見交換会
 消費者庁主催の「家庭用品等における中毒事故に係る意見交換会」が、3月7日に文京シビックセンタースカイホールで開催されました。

世の中に「絶対安全」はない
 公益財団法人日本中毒情報センターの吉岡敏治理事長が、家庭用品等の中毒事故の実態と事故防止対策について基調講演。最近の調査結果をもとに、事故事例や中毒事故を防ぐ注意点、事故が発生したときの対応などを分かりやすく紹介しました。
 続いて、消費者ができる対処法や事業者と消費者の考える安全対策について、医師、企業、行政などの立場からお話がありました。
 事故予防に取り組む小児科の山中龍宏先生は、「二十数年前から、子どもの事故件数は減少することがない。親の責任やアクシデントで済まさないで、状況を詳細に分析してデータを取り、科学的な予防策を講じる必要がある。特に重症度の高い症例は、医療機関からも情報発信をしなくてはならない」と話しました。
 法規を守って製品を作り、消費者には危険・リスクに対する正しい情報を提供する企業の責任。企業が確実に法令を順守しているかを確認する行政の責任。
 「世の中に絶対安全はない」ことを理解した上で製品を選び、正しく使用する消費者の責任。
 このように「安全」には、行政・企業・消費者の3者が、しっかり責任を果たすことが重要なことを学びました。

公益財団法人日本中毒事故情報センター
http://www.j-poison-ic.or.jp/homepage.nsf