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439号(13年3月)
製品安全セミナーを開催(愛知)
24年度生涯学習事業の「製品安全セミナー」=1月29日、ウィルあいち
 愛知県地域婦人団体では、毎年大きな事業として活動事例発表大会と生涯学習事業を行っています。1月29日に、平成24年度生涯学習事業として、ウィルあいち(女性総合センター)で、製品安全セミナーを開催しました。各市町の会員と一般の方を含め、約700人が参加しました。

約700人が参加
平成24年度生涯学習事業


 当日の主な内容です。
 (1)製品事故から身を守るために(経済産業省製品安全課)
 (2)製品の安全な使い方(製品評価技術基盤機構中部支所)
 (3)企業における製品安全の取り組み(上新電機株式会社)
 私たちの生活は、電化製品の普及により快適なものになりました。スイッチ一つでなんでもできてしまうのです。
 しかし、その一方で製品の多様化により、さまざまな問題が発生しているのも事実です。そこで私たち消費者に向けた、製品安全に関する学習を企画しました。

製品事故から身を守るために

 はじめに経済産業省の製品安全対策として、「製品事故から身を守る」ことについて学びました。
 製品事故の原因は、製品に起因する事故(製品自体が原因で事故となったもの)と製品に起因しない事故(使用方法等が原因で事故になったもの)などに分けることができます。
 経済産業省の製品安全政策では、製品安全4法(消費生活用製品安全法・電気用品安全法・ガス事業法・液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律)による規制で、政令で指定した品目について省令で定めています。
 (1)技術基準適合や販売時のPSマーク貼付等を義務付けしました。
 (2)経年劣化対策として、経年劣化の事故未然防止のため、長期使用製品安全点検・表示制度があります。
 (3)重大製品事故情報報告・公表制度。重大製品事故情報の活用として同種事故再発防止に事業者側の市場対応また、消費者に対する啓発を促すことができます。

製品の安全な使い方を映像から学ぶ

 独立行政法人製品評価技術基盤機構「略称=NITE(ナイト)」による「製品の安全な使い方」では、事故事例の再現映像を交えて、説明を受けました。
 電子レンジ加熱式湯たんぽの破裂事故実験映像では、規定時間を超えて加熱したことによる、破裂事故。
 石油ストーブによる火災事故実験映像では、洗濯物の落下による火災、給油タンクから灯油がこぼれ引火、ガソリンの誤給油。
 ガスこんろのてんぷら油火災再現実験映像では、コンロで揚げ物をした火の消し忘れで、油が過熱され出火、火災に。
 これらの事例は私たちの日常です。ちょっとした不注意が重大な事故につながることを戒めとしなくてはなりません。

製品の安全文化の構築へ取り組む

 最後に「すべてはお客様の安心・安全のために」と題し、製品安全対策優良企業として表彰された上新電機の(1)安全な製品を販売するための取り組み(2)製品を安全に使用してもらうための取り組み(3)事故やリコール等が起きた際の取り組み(4)製品安全文化構築への取り組みの説明がありました。
 企業のさまざまな取り組みは、社員のレベルを上げることにより、私たち消費者が安心して商品を購入でき、さらには製品事故を防ぐことにつながります。
 製品を使用する際には取り扱い説明書を確認し、正しく使用すること、使っているときに異常を感じたら、すぐに使用をやめてメーカーや販売店に相談することが大切です。
 私たち消費者は日頃から、リコール情報や事故情報がないかを新聞やテレビなどでチェックし、また、火事や障害などの重大事故の原因となり得る製品がないか調べておくこと、商品を購入するときは、安全面に配慮しているメーカーや販売業者を選ぶことが肝心だとあらためて感じました。
 今回の製品安全セミナーは、私たちにとって大変有意義な時間でした。

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