437号(13年1月)

地域活動ニュース(富山)

昆布料理を満喫

富山市の昆布の購入金額は52年間連続全国第1位
 12月4日は、恒例昆布料理教室の日。今年の献立は細切昆布を入れた生姜ご飯、ごぼう、人参、豚肉の昆布巻き、とろろ昆布をのせた富山流おでん、細切昆布入りの韓国風ニラチヂミです。生姜ご飯は以前、『全地婦連』に掲載されたレシピが好評で、講師にお願いして献立に加えていただきました。
 畑でとれたばかりの新生姜の香りとご飯に散らした大根葉の鮮やかな緑が食欲をそそり、おでんに入れた結び昆布は柔らかく、とろろ昆布で味もまろやかに。チヂミは酢じょうゆでさっぱりといただきました。昆布巻きは豚肉が入るので、子どもたちにも受けることでしょう。
 北方領土からの引揚者が北海道に次いで全国2番目に多い富山県。例年、昆布料理教室にあわせて元島民の方のお話を聴き、北方領土返還要求運動への理解を深めてきましたが、今年は少し視点を変えて、「家計調査から見た富山の食文化」を、富山県統計調査課の生計農林係長堺理恵さんに話していただきました。
 富山市の昆布の購入金額は52年連続全国1位。昆布〆、昆布巻き蒲鉾、おにぎり、昆布飴など、昆布を使った食品が食卓を賑わしますが、北前船と富山の売薬商人による販路の拡大、富山県から歯舞群島等へ移住した人びとによる漁場開拓や昆布漁などもその背景にあると考えられます。
 参加者には、昆布料理のレパートリーが広がった、だしのとり方など、料理のこつを教えていただいたと好評でした。今後もこの料理教室を通して、昆布料理に挑戦したいと思っています。

→「地域社会」のページへ