432号(12年8月)

備えあれば憂いなし 各地47か所で防災学習会

 2012年度も全地婦連は防災学習会を全国47カ所で開催します。トップバッターは岩手県の大槌町連合婦人会で、6月24日に61人が参加して開催されました。


岩手 仮設住宅からも参加

 11年3月11日の東日本大震災で大きな被害を出した大槌町では、参加者の多くは仮設住宅からの参加でした。
 昨年の体験を共有しながら、新たな災害に対する準備も怠らないようにと話し合いました。
 また、仮設住宅の換気扇が、高く奥まっている所についています。ガス台で着火してから換気扇のスイッチを入れるときに衣服に火がつく危険性があるので、十分注意しましょうとも話し合いました。

熊本 豪雨災害で炊き出しも

炊き出しのおにぎりを箱詰めに=
7月21日熊本県阿蘇市婦人会
 7月11日から14日にかけて九州を襲った「九州北部豪雨」の被災地でも、防災学習会に取り組んだ地域がありました。
 熊本県地域婦人会連絡協議会は、直前の6月30日、阿蘇にある国立青少年の家で学習会を開催。熊本県の防災担当者は、熊本の場合、何よりも水害を念頭においた対策が必要で、大雨注意報が発令されたら、すぐ避難の準備を始め、たとえ無駄になっても、命を守るためには避難は絶対だと力説しました。
 また、レクリエーションをかねたピザ作りの際も地元婦人会ではおにぎりをたくさん作って振る舞いましたが、その後に阿蘇地域を中心に大きな被害が出、総出で炊き出しを続けました。
決壊した沖の端川から900mの自宅近くで撮影。左側が柳川市地域婦人会連絡協議会長竹井澄子さん
 福岡県のうきは市女性連絡協議会は、学習会に先立つ見学会へ出発したところで豪雨に見舞われ、引き返した後、被災者への支援にまわりました。柳川市地域婦人会連絡協議会では7月末まで毎日1斗六升(約29リットル)のお米の炊き出しを続けました。
 いつ災害に見舞われてもおかしくない最近の日本、これからも女性の視点での防災準備が大切になります。今年改訂した学習パンフレット、「婦人会・女性会の視点で高めよう! 地域の防災力災害時のライフラインとLPガスの利用を考える」を活用しましょう。

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