415号(11年3月)

文科省で消費者教育フェスタ+モデル事業
静岡県女連が実践報告しました!


発表する静岡県女連の長野蝶子会長(右から2人目)と杉山事務局長(左端)、“はなみずきネットワーク清水”の中野つい子代表(右端)
  2月22・23日、「消費者教育フェスタ」が文部科学省の講堂で実施され、教員や社会教育関係者、自治体、消費者団体、NPO・NGO、企業等の関係者が参加しました。
 近年様々な生活課題が生じる中、「国民が消費者の権利と責任について理解するとともに、消費者として主体的に判断し責任を持って行動できるよう支援していくためにも、消費者教育はより一層重要」として、文部科学省が今年度から学校教育だけなく社会教育・大学での消費者教育の推進も開始し、その一環で実施されたものです。

全地婦連はパネル展示

 22日は「消費者・市民教育モデル事業」として消費者団体、NPO・NGO、事業者団体、労働組合、関係省庁等が協働で実施しており、「持続可能な社会を担う人材育成」を共通テーマに消費者教育以外に国際理解教育や環境教育、防災教育等も視野に、展示・パネルディスカッション・モデル授業が行われました。
 全地婦連も消費者団体として両日パネル展示を行い、社会教育団体としての消費者教育・市民教育実践事例を紹介しました(製品安全セミナーや消費者被害から住民を守る取り組み、青少年健全育成、市民参加型の政策提言活動など、学びを基盤とした地域実践)。

静岡県女連の実践報告

 翌23日は文科省が主体で、文科省と消費者庁からのあいさつ・趣旨説明の後、分科会で各地の実践事例が紹介されました。
 静岡県地域女性団体連絡協議会は県と国の事業に応募し、平成21〜22年度にかけて高齢女性を対象とした消費者教育・啓発に取り組んでいます。
 2年間にわたり、県下全域で高齢者を対象とした消費者被害の防止と実態調査を対面で実施しました(対象者は合計約1万4千200人)。
 また、平成22年度は文部科学省の消費者教育推進事業を受けて、加盟団体である静岡市清水区の“はなみずきネットワーク清水”が、消費者啓発サポーターの養成と、そのサポーターによる高齢者を対象とした出前講座を行いました(自治会館が主な会場)。
 そこで分科会では静岡県女連の長野蝶子会長と“はなみずきネットワーク清水”の中野つい子代表がこの取り組みを報告しました。
 高齢者とともに巧妙な詐欺の手口を学ぶための教材・替え歌などを披露し、地域に根差し高齢者とのコミュニケーションを大切にした啓発事業と効果について、各地から集まった参加者は熱心に耳を傾けました。

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