380号(08年4月)
ビデオ『老後の金は渡さん!』(桜映画社の作品)
お年寄りを狙う悪質商法にご用心
 「まさか自分が…」、悪質業者の手口をテレビや新聞で見聞きすると、誰もが「自分はだまされない」と思うでしょう。しかし、相手はセールスのプロ。手口も巧妙でだまされる人は後を絶ちません。このビデオでは、高齢者に被害の多い「点検商法・SF(催眠)商法・出資金投資商法」の手口をドラマ仕立てでリアル、かつコミカルな語りで紹介しています。
 被害者はどこか遠いところの人、まったくの他人事だという思いがありますが、自分自身に引きつけて悪質商法をとらえてもらうために、「老後の暮らしのために貯金を目減りさせたくない」というささやかな気持ち、長い間ひとり暮らしで人の優しさに飢えている気持ち、まわりに迷惑をかけたくないという気持ち…、だまされる時にはたらくお年寄りの心理を描きながら、高齢者ばかりでなく、その家族や周辺にいる多くの方にご覧いただいて、高齢者が悪質商法に遭わないようご注意いただければとの思いで、制作しました。(出演:志水正義 語り:多々良純ほか)

内 容

 鏡の前で無精ヒゲを剃る人相の悪いその男、なんと人のよさそうな中年の男性に早変わり! 彼こそがお年寄り専門のサギ師、白川正義(志水正義)。「こんにちはー」とある住宅街に訪れたのは、向井さん夫婦の家。男は点検商法の手口を使い、「床下が腐食! 家が倒壊する!」と夫婦を脅す。人のよい夫婦、言われるままに…。
 次なるカモは、ひとり暮らしの鈴木さん。誠実なサラリーマン風で信頼を得た男は、SF商法の会場へ鈴木さんを誘う。巧みなセールストークで参加者をこの場で商品を購入しないと損をする気持ちにさせ、最終的には高額商品を売りつける。
 日中一人で家にいる中村さんのところに、「世の中に役立つプロジェクトに出資を」と男が訪ねてくる。「元本保証で高利回り」をうたい、出資金をあつめて…。
 悪質商法の被害に遭ってしまったら…、謎の拡大鏡をのぞけば、クーリング・オフや消費者契約法などの解決策が。
 「油断は禁物。悪質商法にきっぱりノーという勇気を持って!」とナレーターの多々良純さんが消費者の知恵を伝授します。

みなさんの地域でご覧に なりたい場合

■ビデオ(VHS)には貸し出しもあり、3500円+送料+消費税で複製もできます。字幕付きもあります。
  問い合わせ:東京都消費生活総合センター Tel03(3235)1157


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