364号(06年12月)
製品安全総点検セミナーが開催されました
(経済産業省/製品評価技術基盤機構主催、全地婦連も協賛)
 電気ストーブ等の発火、ガス給湯器等の一酸化炭素中毒、シュレッダーによる指切断など、製品事故が多発しています。経済産業省は今年から、11月20日から1週間を、製品安全総点検週間に定めました。初日には主婦会館(東京・四谷)で、「製品安全総点検セミナー」を開催(全地婦連協賛)しました。

パネルディスカッションの様子
 セミナーでは、畑村洋太郎工学院大学教授・東京大学名誉教授が「失敗学から見た人間と機械」と題して記念講演を行いました。
 畑村先生は、2004年3月26日に起きた六本木ヒルズ森タワーで、回転ドアに男児がはさまれて死亡した事故を検証されました。
 先生は事故後の対応として、「日本は、製品事故の原因究明よりも責任追及にすすむ。ヨーロッパの回転ドアより、日本は約三倍重い。安全上軽いことが大切なのに、日本では大事なことが忘れられ、余計なものが加わるなど、『技術の系譜』が行われていない。軽微な事故と重大な事故とが同根であることにも気づかない。事故がこれだけ多発していても『使い方が悪い』ですませている」と、重要な問題を多く指摘されました。

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